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確定拠出年金・個人型で老後生活資金を作っていこう!

2007-10-22 12:46:04 | 確定拠出年金・個人型

確定拠出年金(=DC、下記参照)には、企業型と個人型があります。
個人型は、国民年金の1号被保険者人と、2号被保険者のうち企業年金
制度がない会社にお勤めしている人が加入できます。
つまり、自営業の人と、厚生年金に加入している人で、厚生年金基金、
適格退職年金、確定給付企業年金、企業型DCに加入していない人が
加入できる制度です。

では、この個人型DCに加入して、60歳まで掛金を積み立てるとします。
例えば、20歳から5,000円、30歳から8,000円、40歳から13,000円、
50歳から18,000円ずつ毎月個人型DCに拠出し、2%で運用したとすると、
60歳になった時に約728万円になります。

DCは、運用先を自分で選ぶことになります。運用先には、預貯金、生損
保の商品、投資信託等があります。これらの商品を組み合わせて、あるい
は単独で、掛金を運用していきます。2%は20年国債の平均利回りですの
で、そんなに難しい数字ではありません。

さて、60歳になった時、728万円を受け取ってもいいし、70歳まで運用だ
けしておくこともできます。仮に65歳まで1%で運用だけしたとします。
掛金の拠出は60歳以降はできません。728万円は大事な老後生活資金
ですので、60歳以降は運用利回りを1%とします。そうすると65歳時点で
約766万円になります。これを65歳から1%で運用しながら15年間80歳まで、
受け取ると、毎月45,000円受け取れます。
つまり、公的年金以外に、54万円の年金が受け取れることになります。
          
            →DCの税制メリットは明日のブログでお伝えします。

●確定拠出年金のことを、DCといいます。
 DCは、defined contributionを略したものです。



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