トライアングルの自由形で、七夕のフラワーアレンジメントをした。こげ茶色のひまわりと白いききょう、ブルーのお花とあわ、広い葉がとても涼しげだった。最後に七夕ということで折り紙に願いごとを書いてあしらった。ちょうちんや輪つなぎなど色紙にいろいろ細工をしたのも素敵だった。
白内障と腸がんの手術をし、歩くことも本を読むこともままならぬ今年82歳になる吉本隆明の著作である。「ご老人は、超人間である」といい、身体的な衰えに伴う精神の変化を哲学者的な真摯な目で観察しつづけている本である。古今東西の有名人の老いや死の捕らえ方を披露しながら、人生で後死しか残されていない人間の孤独さを述べている。この孤独を和らげるのは、孫や子とのふれあいしかないという。後、死しかないといえるまで、やりたかったことに挑戦しつづけたい。