ヨン様ブ-ム・「冬ソナ」ブ-ムから始まった韓流は、一時の爆発的な熱風ほどではないが、今なお人を惹きつけてやまず、安定した人気を博している。本書は、こういった日本やアジアに巻き起こった韓国ドラマや音楽・産業デザインを含めたコリアンソフト全般が台頭した現状やその要因、今後の発展方向などを関係者の証言やインタビュ-や現地ルポを中心に客観的にかつ生々しく描きだしている。
中でもおもしろかったのは、韓流の爆発的な人気の要因として、植民地化などの激動の歴史の中で、必然的に韓国人の感情・情緒が豊かになったという韓国人特有のDNA の指摘だ。
これからは、立派な企画力を備えた人材養成、国際交流の活性化、特に双方向で行われる文化交流を大切にし、長い歴史を持つ韓国文化、韓国人のDNA を発展させ現代センスとも融合させていくことが重要であるという。日本もすばらしいコンテンツを創造していってほしいものである。
中でもおもしろかったのは、韓流の爆発的な人気の要因として、植民地化などの激動の歴史の中で、必然的に韓国人の感情・情緒が豊かになったという韓国人特有のDNA の指摘だ。
これからは、立派な企画力を備えた人材養成、国際交流の活性化、特に双方向で行われる文化交流を大切にし、長い歴史を持つ韓国文化、韓国人のDNA を発展させ現代センスとも融合させていくことが重要であるという。日本もすばらしいコンテンツを創造していってほしいものである。