労演の「兄おとうと」を鑑賞した。
さすが井上ひさし作、こまつ座。格調高い日本語、ピアノ演奏、演技、舞台美術、読売演劇大賞に輝いた演出。素晴しい劇に出会うと、心が高揚する。
民本主義を唱え、民衆の為に病院や保育園などを創設した兄の吉野作造。
一方弟信次は、大臣にまで出世する高級官僚。10歳違いの兄弟は何かと対立し、一緒に寝たことがない。
それを支え、二人を仲直りさせようと奮闘する姉妹。
とても楽しく、暖かい気持ちになれるよい劇だった。
自民党に変わり国民主権の政治をしようとする民主党の政権が発足した現在の日本は、吉野作造が夢見た日本なのだろうか。そうあってほしいものだ。
さすが井上ひさし作、こまつ座。格調高い日本語、ピアノ演奏、演技、舞台美術、読売演劇大賞に輝いた演出。素晴しい劇に出会うと、心が高揚する。
民本主義を唱え、民衆の為に病院や保育園などを創設した兄の吉野作造。
一方弟信次は、大臣にまで出世する高級官僚。10歳違いの兄弟は何かと対立し、一緒に寝たことがない。
それを支え、二人を仲直りさせようと奮闘する姉妹。
とても楽しく、暖かい気持ちになれるよい劇だった。
自民党に変わり国民主権の政治をしようとする民主党の政権が発足した現在の日本は、吉野作造が夢見た日本なのだろうか。そうあってほしいものだ。