大好き!本・花・旅

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日野原先生100才のお誕生日おめでとうコンサート

2011-09-10 20:07:58 | 文化
日本音楽療法学会の基調講演は、日野原先生の「音楽療法によるいのちの癒しとその療法の普及~100才の私が考えていること~」だった。
1時間半、先生は立ったままで、声の張りも良く、ユーモアを交えて楽しい講演をしてくださった。
いつくるかもしれない「いのち」の喪失に備え、どうよく生きるか、どうよく老いるか、どうよく病み、どうよく死ぬかに音楽は大きな力をもっている。
音楽療法は、音楽を越えた対話である。
これからの音楽療法は、音楽を聴いてリンパがどうなるか、唾液がどうなるかなど、サイエンスをもっと利用しよう。
認知力がないのに認知症とはおかしい。
1日1300kcal、30才の頃の体重を維持しよう。
日本人のいのちを救うため、3・11の翌日日本に駆けつけてくれた国はアフリカをのぞいてほとんどだった。自分の身を顧みない犠牲の愛に包まれている日本。
将来の希望を与え、いのちを育む事の大切さがわかった。先生の生きる姿から多くの元気をもらえた良い日だった。

講演が終わったら後ろの幕が開いて、合唱団と会場2000人で先生の100才の誕生日を御祝した。日本で一番愛されている100才だ。
ずっとお元気で講演してください。
コメント (2)
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