脚本がよい、役者がよい、音楽が良い、最後に流れるさだまさしの歌がすばらしい、感動的な映画でした。
大沢たかおが歌に感動し、映画化を熱心にすすめ、実現した。
映画はたんたんとドキュメンタリー風に進む。長崎医大の先生が内戦の続くアフリカの大地で、体と心に傷を負った子供たちの治療にあたる。ここで一緒に働く看護師もここに孤児院を作り、ここで一生を終える。
次第に、心を開いていくこどもたち。クリスマスの日に銃が好きで9人の人を殺したという絵の好きな子供に、銃をプレゼントするが、彼は銃を火の中に捨てる。そこで彼は、聴診器をプレゼントする。「9人殺したのならこの聴診器で10人を助ければよい」
この少年は、大きくなって医者になり、3.11直後の日本に、彼によって命を助けられた老婆からもらったトウモロコシの種をもって被災地に来る。
「日本 何か大切なものを忘れていませんか」のさだまさしの歌詞が心につきささります。
今も、内戦の続くアフリカ。70年間戦争でだれも人を殺さなかった日本が「戦争をする国」になろうとしている今こそ、多くの人に見てもらいたい映画です。
私も誕生日に、孫にシュバイツァーの本を送ろうかな。
大沢たかおが歌に感動し、映画化を熱心にすすめ、実現した。
映画はたんたんとドキュメンタリー風に進む。長崎医大の先生が内戦の続くアフリカの大地で、体と心に傷を負った子供たちの治療にあたる。ここで一緒に働く看護師もここに孤児院を作り、ここで一生を終える。
次第に、心を開いていくこどもたち。クリスマスの日に銃が好きで9人の人を殺したという絵の好きな子供に、銃をプレゼントするが、彼は銃を火の中に捨てる。そこで彼は、聴診器をプレゼントする。「9人殺したのならこの聴診器で10人を助ければよい」
この少年は、大きくなって医者になり、3.11直後の日本に、彼によって命を助けられた老婆からもらったトウモロコシの種をもって被災地に来る。
「日本 何か大切なものを忘れていませんか」のさだまさしの歌詞が心につきささります。
今も、内戦の続くアフリカ。70年間戦争でだれも人を殺さなかった日本が「戦争をする国」になろうとしている今こそ、多くの人に見てもらいたい映画です。
私も誕生日に、孫にシュバイツァーの本を送ろうかな。