大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

よみがえったマングローブの林

2006-02-19 22:24:16 | Weblog
 午後からは、枯葉剤の環境破壊より再生したマングロ-ブ林の周遊にボートで向かった。広い大河を私たちを乗せて走るボート。大河の中には、魚を待つ小さな小屋も見られた。船で暮らす人々もゆきかった。1持間余りも走った後ようやく小さな岸辺に着いた。
 展望台に上るのは、大変怖かった。勇気を出して上ると360度一面のマングローブのよみがえった林に圧倒された。世界中から集まって地道に植林し続けたNPOの人々の努力に頭が下がる想いがした。帰国して日常生活に戻った雪国の今も、心にはいつも広大に広がるマングローブの林が見えて、雄大な気分にしてくれる。

 ワニ園では、ボートに乗って魚をえさにワニつりに挑戦した。魚に獰猛に挑みかかるワニは、とても迫力があった。池では、白いさるがスリル満点の演技を披露して、私たちは、拍手喝さいして楽しんだ。ここは、動物が多く生存している特別地域だった。
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再生したマングローブの林

2006-02-19 19:45:28 | Weblog
 ベトナム旅行2日目
 マングローブの生い茂るカンザー国立自然公園と博物館を訪れた。野性のさるは、お客のバッグを奪おうとするほど獰猛だった。博物館では、べトコン生き残りのレーバー0氏さんの案内で、当時の貴重なお話が聞け、幸運だった。
 マングローブの林の中、奥深くボートを走らせると、ルンザック解放軍基地跡だった。アメリカ軍の残した大砲を、魚雷に利用して勇敢に戦った若きべトコンたち。この基地から魚雷を抱えアメリカ軍の戦艦を襲撃し帰ってこれたのは、7人のうち1人だったという。出撃前の勇敢に笑う若者の笑顔は、痛ましかった。べトコンが食していたというごはんとカロリーの高いお魚ははきそうなくらいまずかった。こんなものを食べながら、アメリカ軍の残した布で雨を真水にしながら戦った
べトコンたちの強い愛国心と想像力に感心させられた。
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やしの葉の家、家

2006-02-18 20:42:14 | Weblog
 バスは一路カンザーへ。途中バスごとフェリーに乗る。サイゴン河の水は、泥色で河に粗末な家を作り住み着いている人も多い。どこまでも続く一本道は、機械化がまだ不十分で未完成なところが多い。でもこれがカンセイしたらカンザーの南の地域はことのほか発展するだろう。
 道の両側には、えびの養殖で大きく儲けた3階だての家やいまだやしの葉で作った家がみられ、格差が大きくひろがっていることがかいま見られた。

 カンザーのホテルは、さすがセキュリティの面で選んだだけあって、ビーゲンビリアが咲き誇り、バリ島のように美しかった。その夜は、世界の平和を願って全国から集まった45人が一同に介し、ベトナム料理を味わいながら、自己紹介と交流を深めた。


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ビバ!ベトナム

2006-02-18 20:18:35 | Weblog
12月25日、大雪のため、富山から関空まで6.5時間。関空からベトナムまでは5時間で到着。機中では、ヒマラヤをはじめ、インドネシア、韓国等の高山を踏破したという男性の話が大変おもしろく、ことのほか早く感じられた。
 空港に着いたとたん、ボワッとした南国特有の空気が頬をうった。空港のトイレでは、「おっと、ベトナムのご婦人並んでください」と叫びたいほど、ルールを守らないベトナムの人の姿があった。
 道路に出ると、来るわ、来るわ、オートバイの波が。信号無視は当たり前。覆面をしながら、2人乗り、3人乗り、4人乗り、5人乗りも。中には、家族で乗っている人もいる。ベトナム戦争から、30周年を経て、少し復興して新しい建物もちらほら見られるが、道路のごみの汚さは何なんだ。大人がぽいぽい捨てるから子供もへいちゃらですてるのだ。少し悲しかった。
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