枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

金星・最大光度

2010年12月05日 | Weblog
 金星が、明けの明星になって、日中でも観える明るさです。しかし、勤務中には観測はできません。泣く泣く諦めました。太陽の左、角度40度の辺りで、午前中なら観えたのです。運よく観えた方は、宝くじを買ったら当たるかも。買わないまでも、自然の天体ショーが観れた人は、とても幸運です。暫くは、金運がいいでしょう。ってほんとかな?当たるも八卦、当たらぬも八卦。

 勤務を終えての帰り道。枇杷葉の花の匂いが、煙るようにしてきた。知っていれば、この匂いが枇杷だとわかるが、言われただけでは見当がつかない。この季節には、何が咲くか。どれが匂うか、知らないとさっぱりである。枇杷葉の枝の先に、嬰児の手の大きさで塊が出てくる。五弁の白い花弁が、薄茶色の苞を脱いで現れる。その可憐な様に先ず驚かされる。

 枇杷葉の花が、こんなにも馨しく、温かでやさしい匂いとは、思いもしない。それで二度びっくりする。枇杷葉の花の匂いを嗅いだだけで、花粉症も、アレルギーも治りそう。酷いアトピーにも効きそうです。そんな風に思うと、やってみたくなって、花芽茶を作ってみた。リエさんがとても気にいってくれ、サンタさんやりささんにも好評ですが、私の友人には、強すぎて不評です。

 Aさんのところでは、鉈豆のお茶と、焼酎漬けに興味があるらしく、風邪で痰が絡むのに辟易してのこと。幸いにして、鉈豆が人房残っていたのと、葉がたくさんついていたので、持って行った。一昨年のエキスも、ジャム瓶に入れてあげた。来年には畑で作ってください。プランターでもできます。何もない所から、作るのって楽しいよ。Aさん、畑仕事は苦手らしい。

 今夏の猛暑に、なんとか発芽したパンジーは、葉が綺麗で株も大きい。植え替えをしてやったのが、しゃんとついた。春を待つ球根も、芽を出している。昨日は息子に、伐らないでおいてある、木香ばらの蔓を、寸でのところで切られてしまうところだった。台所の窓に咲かそうとしているのに。どうにも景観も、暑さ凌ぎや、目隠しなど、無頓着である。

 抜けるような青空を見上げる、枇杷葉です。初冬の空は、どの季節より美しい。枝の先の花芽も、何となくうれしそうな気がするが・・・
 
コメント
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