枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

北国の事情・・・

2020年02月15日 | Weblog
 寒さの厳しい季節があるから、古来培われて来た酒作りがあるのだ。麹を使って寝かせ、清流を注いでいく。酒蔵の大きな壺は生きている。フルンブルンと息づいて米と麹を馴染ませるのだ。厳正であり、力強く混ざり合う。酒の旨味には、人の心も多分に篭る。杜氏の想いを存分に、清らかな味に仕上がっていく。日本酒も、燗をしないなら呑める。

 今朝、余りのしんどさに上司に連絡するが通じず、職場に午後からの出勤を伝える。左側の背中が突き刺すように軋む。健康診断も行かねば支障が出るので、仕方なく参加したが、病院での顔触れを見て、早々と退散したくなった。職員の対応には、別場所で出来ないものか。健康診断どころか、感染させられる疑いが濃い。手洗いも嗽も徹底しよう。

 オリンピックは中止にしよう。コロナウイルスは世界中に蔓延している。こんな状況での開催こそ世界の破滅でしょう。防ぐ手立てもないという有り様で、集中して感染すれば、医療も環境もあったものではない。日本だけの問題ではなく、今や世界の問題です。地球は一つの星です。これは宇宙からの侵略に相違ない。人類が、諍いを止めて平和を。

 ノアの時には洪水であったが、近代の盲点を突くのは、空気感染しかない。眼に見えないものには、感覚でしか分からず、従って防ぐ手立てがないのも同然だ。枇杷葉茶の効能で、個人的には無事でいるが、生き残ったからと言って、独りでは生きていけない。人類が、海を宙を汚し、大地にまで及んでいる現在、成していく術も見つからない現状だ。

 自分だけが助かっても、存在する意味もない。何がいけないとか良いとかの問題でもなく、これまでの環境にしてきたつけは大きい。地球が壊れてしまっては駄目なので、再生できるように願うしかない。物言わぬ言葉を持たないことを、蔑ろにしてきた天罰でもあろう。中には少数の者が、気付いて来た事実はあるが、行動に移せないでいたことも。

 人類凡ての責任があり、負の遺産ばかりが残る。ここまでの残虐行為にも、自分はしてこなかったと白を切るか。厭々、わたくしにも同じ罪はある。誰もが何かをしてきたからこそ、地球が嘆いてもいるのだ。調査したデータを記載せず、隠蔽するばかりの人間に、何が齎せているかと問えば、賄賂に間違いない。金で口を覆う方法は脆く暴かれるよ。

 昼寝をしていたのを起こしたので、すこぶる機嫌が悪い。飼い主の隙を伺っており、知らぬ顔の半兵衛。

 
コメント
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