枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

魔法の国に翔ける

2020年02月27日 | Weblog
 魔法のランプも絨毯も、アリババも呪文も盗賊も、アラビアンナイトの面白さは語り切れない。人間が魚に変えられするのも、魔術と言おうか呪文で、呪いが解けたら元に戻る不思議さ。魔法の絨毯で天を翔け、金銀財宝を手に入れる痛快さ。こんな素晴らしい話を、千夜一夜で語られたら、とても眠るどころではない。アラビアは遠く夢の国。

 映像で観ていて楽しいのも、演じる俳優・女優の素晴らしさも否めない。ハリウッドの大作にも値する面白さである。それらを集め吟味して出来たアラジンには、現代に抱える問題を実に上手く表現している。アラビアの国では、長きに渡って女性は身体は元より、顔も一目には曝せなかったもの。差別の激しい国での主張には困難が横たわる。

 リエさんから、素敵なスカーフが贈られてきた。印度旅行から帰ってきたようで安心する。印度は、非暴力のガンジーが、英吉利からの独立や、ネールと国が栄えて行けるように、加えて生産をして行けるように国民に語り掛けた。他国の物を買わないで、自分達で生産していくには、相当の苦労があった。映画を観ながら行為に胸を打たれる。

 首都圏も近隣の県にも、新型コロナは拡がる一方である。豪華客船という密室にいた方々には申し訳ないが、油断であり用心の薄さであろう。或いは、空気感染もあり得るので、外出が好きな方には我慢できない事態だろう。出不精には丁度都合の良いことで、諦めるも何も期待していない。勤務先でも、検温・手洗い等の所作が厳しくなった。

 業務時間よりも10分は早く行かねばならない。勤務先の玄関まで行き、ここで検温して、合格なら中に入れるが、そうでなかったらそこから帰宅となる。家で検温を忘れたら、という問題ではない。そこから手洗い・嗽となって、準備を終えての業務である。時間ギリギリにきていては、これ等のことができない。出来ないと業務には入れない。

 感染対策が終わった途端に、掃除もいい加減になってきた。手抜きどころか、もう少しちゃんとしよう。という大雑把さである。真面目にしている方が莫迦みたいで、何のために感染対策をして来たのかが、脆くも崩れている。否、こういう基本を、何時も守ってしていないと、いざという時に、発生の度合いに差が出るのだ。わたくしは沈黙。

 玄関を入りかけて、ふと枇杷葉を見れば、最近咲いたであろう枇杷葉が、眼に止まった。とてもいい香りもしてくる。洗濯物を仕舞っていても見つけた。長崎茂木は剪定しても勢いが良く、沢山の花芽をつけている。淡路田中も、年数が経って花芽を付けたのもあり、それなりの愉しみに感謝している。枇杷葉に援けられるうれしさは胸一杯に。

 金星や木星に棲めるのか。火星にも探査機が飛んでいるが、空気が無ければ、人類は生きてはいけない。

 
コメント
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