どちらを向いても、美味しい果物が満載です。特に白桃は滴る味が、最高です。薄い皮を手で剥けばよく、そのまま噛りつく。庖丁を使ってやると、金気の臭いが桃の味を下げます。桃の味は、風味がとても繊細です。また、食べる前に、氷水に浮かしておき、小一時間もすれば、程よく冷えてちょうどよい。冷蔵庫での冷やしすぎは、味を下げてしまいます。
李、西瓜、まくわ瓜、プルーン、枇杷、葡萄、無花果、柿、栗、山女、杏、ありとあらゆる種類の果物が、自然の中で育まれる季節。太陽の光を、思う存分に浴び、人間の体内に摂り込まれる。思えば残酷なこと。それらに意思がないからだが、あれば易々と、できはしない。そんなことを考えながら頬張っていた。ご馳走さまです。
勤務を終えて、花火に高じる。盂蘭盆会の締めくくりは、大文字焼き。夜空を赤々と照らす明かりに、ご先祖の霊を祀る意味を思う。花火も上がっている。夜空に上がる人工的な美しさではあるが、しばしの暑さを忘れて見上げる。同じように勤務を終えた、職員の子どもさんを抱っこして。お・重い。ずっしりと重みが、肩にくいこんだ。
帰宅しようと外に出たものの、渋滞に車が進んでいない。それでも数分で動き出す。ちょっと時間をずらせたから、比較的に早く帰れた。明日は休みなので、ボランティアをしたもの。皆も笑顔になって、歓声を上げていた。近くには行けなかったが、ご満悦であった。其々に、胸に来る万感の思いがあったに違いない。
連休明けに蒔いた、鉈豆の苗。折角出た苗も、夜盗虫にやられる。
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