枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

十六夜、望・大潮

2020年10月02日 | Weblog
 天気に宵の口から待っていて、昇ってくる月を饅頭頬張りながら眺める。月見団子ですが、冷蔵庫に買っていたのを忘れていて供えて頂く。木星も土星も火星も見事な輝きで、これ程の天体ショーは何時もでないことに感謝する。加えて自宅からの観望にもうれしい限りだ。すばるにもと思ったが、寒いのか出て来ない。気温は日中27℃だったが16℃に下がる。

 真夜中にも観るが、余りに月光が眩しくて星は霞んでしまう。嫦娥姫の美しさは天帝だけのものらしい。平岩弓枝版・孫悟空を読み直す。ヨシタケシンスケさんの絵本の面白さに、ちあきなおみさんの歌への想いに、スティーブン・キングの恐怖にも作品からの情景が浮かぶ。本来、面白く書こうとか、怖いだろうというのではなく、何気なさが実におそろしいもの。

 弁当配達を終え、図書館への返却と借りたのとで帰宅し、蒲団を仕舞う前に少し更新している。今朝は、通草2つ目を収穫した。序でに蔓を巻き直して、ブルーベリーに絡まっているのを外す。藪蚊対策にハッカ水を塗って作業したら、近寄って来なかった。今夜は満月で十六夜となるが、立ち待ち月・寝待月と呼び名があって、江戸の風流さをなつかしむのも愉しい。

 蒲団を仕舞いながら、昼食をどうするかな?と思うが、ご飯を炊く気がしないのでカップヌードルにした。偶にはいいだろう、と長芋を短冊切りにし青のり乗せた。コロナ対策に買っているが、無花果と同じで口の端が切れるため擂るのは止めた。日本無花果には足長蜂も集り、人間が取ろうとすると攻撃してくる。然も、髪の黒い頭を狙ってくるので注意しましょう。

 枇杷葉エキスがあれば好いが、そういう想定ではないだろうから、慌てて逃げないでゆっくり下がろう。自然界の生き物から逃れるには、後ろを見せないことと走らないことだ。経験があるだけにあの状況になったら始末が悪い。2・3匹なら何とか出来ても、集団で来られたら動かない事。否、そういう危険個所には近づかない。幾ら無花果を見つけても命が大事です。

 シローさんが亡くなってから、以前に彼の住む部屋に押しかけて、事後承諾なような形で片付ける放送があったのを思い出す。芸能界に疎いから当時シローさんがテレビに出ないのは何故?とは思うものの、状況は全く知らなかったが、単純にシローさん元気だったとほっとした覚えがある。その時のテレビ局の遣り方に、何だか酷く腹が立ったのも忘れていない。

 シローさん、ありがとうございました。夢の中では元気だった頃の姿でしたね。何を話したのかは朧げですが、楽しい一時を過ごしてくれて感謝します。浮世の性から解き放たれたのですから、どうぞそこでごゆっくりなさってください。奥さまにはお遭いできましたか?たくさんの思い出をありがとう。シローさんの声、とても好きだったんです。話も素敵で。

 宇宙を眺められることは究極の幸せだ。闇の中に息を殺して潜むこともないし、爆弾や銃撃されることもないからだが。

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