閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

江戸東京たてもの園5

2022-12-30 09:49:18 | 公園

江戸東京たてもの園5

旅館・萬徳

間口の広い建物は、旅館萬徳。

ここでも椅子の張替えの実演をしていた。

椅子の張替えは見ているとなかなか手間のいる仕事だが、手際よく張り替えてゆく。

旅館の帳場だろうか、事務机に電話が乗っている。

風呂は五右衛門風呂。

この様に置いてあったかどうかは不明。

老骨が戦時中疎開した農家の風呂は五右衛門風呂だった。

風呂のふたを開けると、中に丸い板が浮かんでいる。

その板を踏み沈めながら入る。

初めは板の踏み方が悪く板がひっくり返る事があり、入るのが難しかった。

丸い板には4~5本の1センチほどの隙間があり、板が沈みやすくなっていた。

入浴中に追い炊きをするとその隙間から熱湯が噴き出し、やけどをしそうになる事がある。

外には釣瓶井戸があった。

疎開先の農家も釣瓶井戸だった。

学校から帰ると先ず水を汲み、大きな水がめに水を張ること、風呂に水を張ることが仕事だった。

釣瓶井戸からバケツに水を入れ替え、風呂場まで運ぶのは大仕事だった。

こんな思い出にしたりながら旅館を後にし、帰途に就いた。

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江戸東京たてもの園4

2022-12-28 09:58:01 | 公園

江戸東京たてもの園4

色々な店

子宝湯の通りの両側には色々な店が並んでいる。

店名は不明だが日常雑貨を売る店。

 

こまごまとした日用品が置かれている。

昔懐かしい品物ばかりだ。

鰹節専門店、太和屋本店。

店先には海産物の干物等が色々と並んでいる。

店先のたばこショーウインドウにはゴールデンバット、朝日、白梅等の懐かしいタバコが並ぶ。

老骨はたばこは嗜まないがゴールデンバットの名は少年の頃から知っていた。

太平洋戦争時代に父に頼まれて朝早くたばこ店に並んで、ゴールデンバットを一人2箱限定を買い求めた事を思い出す。

伝統工芸・組紐の立て看板が有ったので入って見た。

店内には色々な工芸品が展示してあった。

店先で年配の女性が組紐の実演をしていた。

撮影のOKを貰って撮影した。

 

手捌きも鮮やかに組紐の制作。

手捌きの多様さに暫し見惚れる。

小寺醤油店。

店先には瓶詰めの醤油が並べてある。

醤油だけだ無く酒類も置いてあるようだった。

奥の帳場。

昔のレジスターや古びた金庫が印象的だった。

昭和の初めの店舗には何処か暖かみを感じる。

近代的な明るい店舗もいいが木造で暖かみのある造りと店員さん達と会話を楽しみながらの買い物は、人間同士のつながりと言ったようなものがあり、日常的に挨拶を交わすと言った暖かみがあった。

昔は良かったなあ・・・と思う。続く

 

 

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江戸東京たてもの園3

2022-12-26 09:40:45 | 公園

東京江戸たてもの園3

銭湯 子宝湯

園内には、昭和初期の時代の店舗が並ぶ一角がある。

そこに銭湯「子宝湯」がある。

老骨の子供の頃には一般的な家庭に内湯があるのは殆ど無く、金持ちの家にしかなかった。

我が家は借家でもちろん内湯などない。

我が家から歩いて7~8分の所にある銭湯に行っていた。

破風作りの入り口、入って左側が男湯、右が女湯になっている。

子供の頃に行っていた銭湯はこの逆で右が男湯だった。

入口には「子宝湯」の暖簾がかかっている。

入るとすぐ右側に番台があり、銭湯の家族の誰かがそこに座り料金を徴収したり、盗難の監視などをしていた。

毎日のように行くので番台の人とは皆顔なじみになっている。

中に入った所から浴場の方を見る。

衣装を脱ぐ広間があり、真ん中に脱いだ衣装を入れる衣装籠と格納棚がある。

格納棚は無い銭湯が多く、床に置いたまま入浴するようになっていた。

右側には大きな鏡が据え付けられている。

男女湯の境の上には大きな柱時計が取り付けられている。

浴場に入ると正面には富士山の絵が描かれている。

これはどこの銭湯に行っても殆ど同じだった。

湯と水が出る蛇口が両サイドと真ん中に並んでいる。

湯桶も片隅に積み上げてあるのだが、ここには無かった。

男女湯の境の仕切り壁には鏡と、その上に大体どこの銭湯にも昔話の絵が描いてあったが、ここにも源平の戦い、壇ノ浦の戦いでの扇の的の絵と、京都五条の橋で牛若丸と弁慶との戦いの絵が描かれている。

一方女湯の正面は、富士の裾野の風景が男湯に続いて描かれていた。

見学に来た子供たちが湯船の疑似体験?をしていた。

こちらの男女仕切り壁にはおとぎ話の絵が描かれていた。

舌切り雀の話と、かちかち山の話が描かれている。

浴槽の方から入口方向を見る。

男湯とは一寸違う造りになっていた。

昔懐かしい銭湯に子供の頃の事が思い浮んだ。

冬の思い出として、銭湯の帰り道、濡れた手ぬぐいの端を持ち、ぐるぐると4~5回まわすと手ぬぐいが凍って棒のようになり、チャンバラごっこをして遊んだことなどが懐かしく思い浮かんだ。

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江戸東京たてもの園2

2022-12-24 10:11:36 | 公園

江戸東京たてもの園2

高橋是清邸

2,2,6事件で暗殺された高橋是清邸が残されている。


邸内に入って見る。

この部屋が凶行現場。

二階の明るい部屋だ。

この部屋で凶行が行われたとは‥‥さぞかし無念だったろう。

心の中で黙祷を捧げる。

部屋の窓から見た庭。

見事なモミジの紅葉。

紅葉越しに見る高橋邸。

庭先から見た高橋邸内。

高橋邸遠望。

見事な庭を見ながら高橋邸を後にした。

続く

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江戸東京たてもの園1

2022-12-22 10:11:19 | 公園

江戸東京たてもの園1

先日、立川の夜景を見に行ったその数日後、再び娘に気晴らしに行こうと誘われ、小金井公園内の江戸東京たてもの園に行って来た。

たてもの園には3年ほど前にライトアップされた時に行って以来行った事は無かった。

何処か変わった所が有るかも知れないと言う期待もあり、連れて行ってもらった。

正面が江戸東京たてもの園入口。

この日は晴天で暖かい日だった。

園内に入るといきなりこんなモニュメントに出会った。

松の木の上に巨大な蜘蛛の巣。

その下には巨大な蜘蛛。

蜘蛛の巣を見ながら園内の西ゾーンに向かって歩く。

道の左手に昔懐かしいボンネットバスが置かれていた。

今では殆ど見る事が出来ない。

バスの横手に「常盤台写真場」がある。

四畳半の部屋にはこれまた懐かしいジューキミシンが置いてあった。

写場風景。

部屋の左側に窓があり、サイド光を取り入れるようになっている。

右にはアンソニーカメラが置いてある。

小学生の頃、家族でこのような写場で写真を撮った記憶がよみがえる。

次に見たのが三井八郎右衛門邸で、屋敷を庭先から見る。

広々とした日本庭園。

屋根の下には濡れ縁が部屋の周りを囲むように作られている。

次に見たのは農家の綱島家。

昔の農家をそのまま再現している。

土間には色々な生活用品が残されている。

子供の頃は炊飯はお釜だった。

かまどに薪を入れる手伝いをしたことがある。

子供の頃の生活がよみがえった。

土間の前には板敷の居間?かな。

囲炉裏が切ってある。

囲炉裏端には家族が集まり団らんの場となる。

軒下には大根が干してある。

切り干し大根を作るのだろう。

隣には同じ農家吉野家がある。

中の作りは綱島家とほぼ同じようだ。

吉野家の玄関は何処か武家屋敷の玄関を思わせるような造りになっている。

農家としては珍しい造りだ。

よほどの豪農だったか地主だったのかも知れない。

囲炉裏端も綱島家の作りとは大分違う。

部屋の作りも豪華。

三部屋続きで広い。

吉野家の前に小さな藁ぶきの建物があるが、近くに寄らなかったため何だか分からなかったが、何処か地方の蔵のような物らしい。

屋根の部分の内側が蔵になっているようだ。

続く

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窪東公園

2021-11-15 10:03:53 | 公園

窪東公園

この所、暖かい日が続いている。

老骨にとっては有難い。

足の具合も大分良くなり、近間の散歩に出られるようになった。

この日は、窪東公園に行った見た。

青空に一寸不安げな雲が浮かぶが天気は良好。

公園近くには珍しい公衆電話ボックスがあった。

最近の若い人たちは公衆電話のかけ方を知らない人が多いと聞く。

スマホの時代ではやむを得ない事なのだろう。

最近はこの公衆電話がだんだん少なくなっているようだ。

時代の流れには逆らえずと云ったところだろう。

東窪公園に着いた。

人工の用水路は満々と水を蓄えていた。

この公園は元々関東高校のグランドで、その後に聖徳幼稚園が出来、老骨の子供たちが通ったものだが、その幼稚園も移転し、その跡が東窪公園となった。

小さな池の周りは自然の状態を保つためかビオトープ的雰囲気になっている。

池のあたりから見たイチョウ並木。

公園正面入り口にはイチョウが10本程の並木となっている。 

並木の中の3~4本は紅葉が始まっているが、後はまだ青々としていた。

ベンチにあたる夕陽。

用水路に映る並木の風景は黄色味がかって来ているがまだ青い部分が多い。

どこか遠くから来たのだろうか、自転車が二台。

モミジも一部分が赤く染まり始めていた。

11月も半ばになると云うのにこの辺りはまだ秋の入り口と云った感じだ。

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公園で見たもの

2020-07-27 09:44:29 | 公園

公園で見たもの

雨の止み間に散歩に出た国分寺公園。

人気は殆ど無い。

人気のない公園の広場を犬を連れて散歩らしい人が一人。

静かな公園を独り占めの感じ。

樹木の名は分からいが、木肌にびっしりとキノコが付いていた。

根元から上の方まで。

見ていると気持ちが悪くなる。

長引く梅雨で日照が殆ど無い。

キノコにとっては絶好の繁殖日和なのだろう。

纏わり付かれた樹木にとっては迷惑な話だと思う。

嫌なものを見た後、いやされる風景に出会う。

花名不明のアカツメクサに似た花。

 

柏葉アジサイが咲き残っていた。

コロナ騒ぎの上、長引く梅雨で気も心も滅入ってしまう。

せめて梅雨だけでも早く明けてもらいたい。

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武蔵国分寺公園の桜 2

2018-04-17 09:16:56 | 公園

公園からお鷹の道へ

「ふれあい橋」から見た公園土手の桜。

7~8年前に植えられた若木が成長し見事に咲き誇っている。

同じく「ふれあい橋」からビル群の方を見る。

こちらも同じく若木が成長し見事に咲いている。

土手に沿って植えられた雪柳も満開だ。

「ふれあい広場」の桜」

お鷹の道、国分寺資料館前の桜。

ここの桜はヤマザクラのようだ。

資料館内の七重の塔に桜が良く似合う。

国分寺史跡に出る。

講堂跡から仁王門方面を望む。

正面の階段を上った所が、仁王門、その奥に薬師堂がある。

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武蔵国分寺公園の桜 1

2018-04-16 09:25:23 | 公園

武蔵国分寺公園の桜

3月29日、国分寺公園の桜。

新宿御苑、井の頭公園に続いて国分寺公園に行く。

国分寺公園も例年より10日も早く桜の満開を迎えた。

 

公園正面入り口付近の桜の満開。

この桜の木の姿が美しい。

入り口脇の桜並木が美しい。

例年桜の下に「レンギョウ」が咲き、黄色い花と桜のコンビネーションが美しいのだが、今年は何故か「レンギョウ」が無いのが淋しい。

4月1日オープンした国分寺駅北口のツインタワーが間近かに迫ってくる。

池の北側の桜、この桜も姿、形が良い。

園内に一本だけの枝垂れ桜も満開。

公園南側の歩道脇の桜も満開。

例年、この公園の桜が咲く頃は天候が不順で、晴天に恵まれる事が少ないのだが、今年は連日好天に恵まれた。

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井の頭公園の桜 4

2018-04-15 09:36:19 | 公園

池の傍

桜をバックに愛児の記念撮影。

こちらは訪日中のママ友?の桜見物?日本の春を十分に楽しんでもらいたいものだ。

柳の新緑が美しい。

水面の揺らぎが面白く、リーニュクレール処理を施す。

新緑の柳、カイツブリ、そして水面の波紋が面白い。

ソフトフォーカス処理。

水面の波紋が面白く、リーニュクレール処理を施す。

水辺に憩う二人。

ソフトフォーカス処理。

二人のほんわかムードにぴったりかな?

こちらはリーニュクレール処理。

この感じもなかなかだと思うが・・・・見慣れた井の頭公園の春の風景だったが、昔を懐かしみながら歩いた一日だった。

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