今年もよろしくお願いいたします
真姿の池からお鷹の道
真姿の池付近も紅葉が綺麗だった。
水神様の周囲も赤く染まり晩秋の気配に包まれていた。
真姿の池からお鷹の道に向かう。
用水沿いの欅の紅葉は終わりに近く葉の間が透けて見える。
お鷹の道を国分寺資料館へ向かって歩く。
資料館近くの道も紅葉が見られ、普段とは違った風情を見せている。
資料館内の七重の塔のレプリカの周囲も紅葉し、奈良の寺院の秋を思い浮かべるような情景を見せている。
資料館入り口(旧本多家の長屋門)前にもモミジのトンネルがあり見事に紅葉していた。
ちなみに資料館入場料は100円、門前の「おたカフェ」で発売している。
中には国分寺資料館があり、国分寺の遺跡からの出土品等が展示され、国分寺の古代の様子が分かる。
一見の価値あり。
資料館前を通り、なお進むと資料館裏門に出る。
裏門と云ってもこの門は実際には使用されていない。
この門は旧本多家の裏門だった。
門の前には国分寺の敷地の中からの湧水が流れており、その水は資料館前からお鷹の道に沿って野川方面に流れている。
この辺りから流れ出る湧水が一級河川野川の源流になっている。
裏門前が国分寺楼門になっている。
楼門前の大イチョウも見事に紅葉していた。
小春日和の一日、今年最後の国分寺公園からお鷹の道にかけての散歩を終わった。
今年の春から何回このコースを歩いたことか。
其の度に写してきた写真、出来るだけフレーミングを変えるようにして来たが、あまり変わり映えはしなかった。
しかし季節の移り変わりとともに変わる風景は確りと記録できたと思っている。
ご訪問くださる皆様方には又かと食傷気味になられたことと拝察いたします。
多分来年も性懲り無くブログアップを重ねる事と思いますが、又かとお笑い頂きながらご訪問くださいますようお待ちしています。
本日を持ちまして今年のブログアップを終わりたいと思います。
今年一年間のご訪問有難うございました。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
ふれあい広場から真姿の池
広場にはもみじの他に欅などがあり、それらも美しくl紅葉している。
静かな雰囲気の中に親子。
幸せなひとときなのだろう。
真姿の池に向かう道。
木漏れ日が美しい。
その道にも落ち葉が散り積もっていた。
落ち葉の上をとガサガサという音を聞きながら歩くのはなんとも心地よいものだ。
同時に冬の訪れをも感じさせ一抹の淋しさを感じる。
紅葉の間を抜け真姿の池に向かう。
真姿の池入り口の武蔵国分寺公園の碑のあたりも落ち葉で埋もれている。
この前のだらだら坂を下ると真姿の池に出る。
ふれあい広場へ
再び大池の南側に出る。
池越しに見た欅とモミジの木の近くに来た。
近くで見ると欅は葉がだいぶん散り落ちて、枝の間がかなり透けて見えた。
池南側のモミジ。
遠くにビル群が見え、どこか都会の一隅のように見える。
普段ビルなどと縁遠い所に暮らしていると、都会的風景が珍しいというか懐かしいというような気分になるのが不思議だ。
上の写真のモミジの横を通り、階段を上った先に人工の小さな滝が有る。
水が流れている日が少ないのだが、この日はきれいな水が流れていた。
滝の周囲にも落ち葉が積り晩秋の気配を漂はせていた。
その先の「ふれあい橋」に向かう途中にもモミジの紅葉を見る事が出来る。
「ふれあい橋」を渡ると突き当りに、突然深山に迷い込んだような錯覚に襲われるような風景が眼前に現れる。
ススキの群落が一面に広がる。
ススキの原を過ぎると「ふれあい広場」に出る。
この広場にもモミジの木があり、見事に紅葉していた。
たまたまこの時間にはここを訪れる人の姿が無く、静かな紅葉風景を楽しむ事が出来た。
紅葉越しに見える白いススキの穂が印象的で、晩秋の雰囲気を確りと盛り上げてくれていた。
人の気配がない「ふれあい広場」は実に静かで、この素晴らしい景色を自分の独り占めと云った感じだった。
大池の周辺
人工の滝が有る大池。
前回来た時に正面にあった紅葉した樹木の葉がすっかり落ちていた。
池に沿ってある藤棚の藤も黄葉が進み落葉し始めていた。
大池と小池の間にかかる橋の上から滝を眺める少年。
何を思うのだろう。
少年の視線の先には枯れすすきと人口の滝がある。
なんとも冷え冷えとした風景だ。
枯れすすきの先には、池越しにもみじと欅の紅葉が素晴らしい。
赤と黄色が美しいコントラストを見せていている。
同じところから縦位置にして撮影。
水面の反映が美しく、ゆらゆらと揺れている様子が画面に動感を与えている。
何時も云う事だが、同じところを色々とポジション、アングル、フレーミング、レンズの焦点距離、露出等を変えて撮ることによって全く違ったイメージの写真が出来る。
一回のシャッターで終わることなく、数回シャッターを切るようにすることが良い写真を作るコツ?だと思う。
紅葉あれこれ
二本のイチョウをメインに広場の晩秋を写す。
前景に置く樹木の取り込み方で雰囲気が変わる。
右の写真はもう少し低めの位置から写すべきだった。
イチョウが手前の木と重なってしまったがこれは離れた方が良かった。
池の近く、イチョウの葉がイチョウの木から離れた所に散り落ちている。
遠くから吹き寄せられたようだ。
その横には鉄道学園由来の機関車の動輪を模した碑が立っている。
その後ろにはもみじの紅葉と欅の紅葉が美しい。
完全逆光線の撮影。
シャドウ部が暗くなるのをオリンパスペンFのシャドウの調整機能を使ってやや明るく表現してみた。
鉄道学園の碑の横を通り、先に進むとモミジの紅葉が見事だ。
モミジのトンネルの先の階段を昇ればふれあい橋に出る。
この辺りは夏はあじさいの咲く小径になる。
公園の中でも美しい風景が見られるお薦めの場所だ。
イチョウの黄葉
暖かい日を見つけて散歩に出た。
おそらく今年最後の国分寺公園の散歩になることだろう。
イチョウの黄葉が終わりに近くなっていた。
グランド周辺のイチョウが最後の輝きを見せていた。
地面はイチョウの落ち葉で埋め尽くされて、あたり一面真っ黄色に染まっていた。
大分葉が散り落ちて枝が露わになっている木もある。
イチョウの下のベンチには、行く秋を惜しむように憩う人の姿があちこちに見られた。
木陰も長く伸び、冬の到来を告げているようだ。
私もこの秋の見納めになるだろうと、園内をくまなく歩いた。
広場では子供たちの歓声が響き、心身ともに明るくなる感じだった。
帰途に就く
馬頭観音から帰途に就いた。
園内にあるイチョウも黄色く色付き、モミジの紅葉との色のコントラストが鮮やかだった。
池の端を回り紅葉亭の前に出る。
紅葉亭には大勢の入園者が休息しながら庭園の風景を楽しんでいた。
この日は池の周囲の紅葉は殆ど終わっていた。
紅葉亭の前に小さな池が有る。
池に散り落ちたモミジの葉のアートが美しい。
葉の間を泳ぐ金魚の赤い色が印象的で、モミジのアートにアクセント的役割を果たしている。
紅葉亭の横には灯篭が置かれて日本庭園の趣を引き立たせている。
この灯篭を後に庭園を出る。
毎年必ず紅葉の時期に訪れる度に写真を写す。
昨年撮影した写真を思い浮かべながら、今年は違った表現をしたいとの思いから出来るだけ新しい視点で撮影するよう心掛けている。
この次に訪れるのは多分桜の咲く時期になることだろう。
馬頭観音碑前から
馬頭観音に向かう途中の道の両側には散り落ちた落ち葉が連なり美しかった。
落ち葉を踏みしめながら馬頭観音の碑に着いた。
馬頭観音碑の周囲も落ち葉に埋もれ、晩秋の雰囲気満点だ。
何故かこの場所に来る来園者は殆どいない。
この場所から見た見た紅葉も一段と美しい。
同じところを中望遠と望遠で写す。
焦点距離の違いで同じ所から写したものの表現意図が全く変わってくる。
ズームレンズを使用しているときは焦点距離を変えて写してみると面白い。
折角のズームレンズ、十分に活用したいものだ。
庭園内紅葉
庭園内の一隅に竹藪が有る。
竹藪の前に見事な枝ぶりのもみじが有る。
このもみじが紅葉している時期に当たるのは難しい。
日陰のためか紅葉が遅い。
幸運にもこの日は紅葉に出う事が出来た。
まっすぐに伸びた青竹の緑とモミジの紅葉の赤のコントラストが美しい。
まさかこのモミジの葉を竹の葉と勘違いする人はいないと思うが・・・・・
竹藪の向かい側の丘?のモミジはやや盛りを過ぎたようだった。
中にはまだ今が盛りというモミジもある。
竹藪の横を抜け池の方に向かう。
途中左に曲がる道をたどり馬頭観音のある所へと向かう。
雪つりの円錐形の線と紅葉が良く似合う。
左に目線を移すと紅葉が鮮やか。
同じく目線を足元に向けると落ち葉のアートが美しい。
落ち葉を踏みしめながら馬頭観音に向かう。
この道の両側には紅葉の落ち葉が連なり、写欲をそそる。