ニッコール50ミリ F1.8 レンズ
ソニー α NEX-5N ニッコール50ミリ F1.8
NEX-5Nにマウントアダプターを介して、ニコン用レンズ ニッコール50ミリF1.8レンズを使用してみる。
焦点距離は1.5倍の75ミリとなる。このレンズの最短撮影距離は約60センチになる。
最短距離で撮影する。人形の乗った皿は直径20センチくらい、バックとの距離は50センチくらい。絞りは開放のF1.8で撮影、ピントを合わせた人形以外は綺麗にボケている。
同じ条件で絞りをF11に絞って撮影、人形は殆どピンとが合い、バックも形が分かるほどに写っている。
75ミリと言う望遠レンズになっているため、バックは大きく引き寄せられている。

同じレンズで撮影、絞りF1.8とF11との被写界深度の違いははっきりとしている。
コンデジでは味わえない描写だ。
このような他社製のレンズを使用するとカメラのセッティングは、(A)絞り優先か(M)マニュアルのみの設定となり、距離合わせと絞りの設定はレンズ側で手動、シャッタースピードとISO感度はボデー側でオートで行われる。
撮影していて誤算だったのは、手動でピントを合わせるのが非常に困難を伴うことだった。
デジカメの撮影スタイルは、両腕を伸ばして液晶モニターを見ながら写すと言ったことが一般的だが、NEX-5Nも同様のスタイルになる。
老眼の眼鏡をかけたシニア世代では、小さな液晶モニターではピントの視認が難しく、撮影に時間がかかってしまうことだった。