こんな所も・・・・
平井川の土手の彼岸花。同じような所を色々と撮影してみたが気に入った写真は出来なかった。
もっと時間をかけて撮影したいと思たが時間の関係で打ち切り帰途に就いた。
訪問下さった方々にはあまり参考にならなかったかも知れないが、撮り方の違いで表現が変わることを少しでもわかっっていただけたらと思っています。
こんな所も・・・・
平井川の土手の彼岸花。同じような所を色々と撮影してみたが気に入った写真は出来なかった。
もっと時間をかけて撮影したいと思たが時間の関係で打ち切り帰途に就いた。
訪問下さった方々にはあまり参考にならなかったかも知れないが、撮り方の違いで表現が変わることを少しでもわかっっていただけたらと思っています。
撮り方色々(縦位置・横位置)
ソニー α7 28~70ミリ
写真には横位置と縦位置がある。
横位置は画面に広がりを与え、縦位置は奥行きを見せると云われているが、時には反対の場合もある。
写真は横位置で、70ミリ望遠の撮影。花を手前にアップにして遠景を引き寄せながらボカシている。
こちらも同じく望遠での撮影であるが縦位置にすることと、やや高めの位置からの撮影。
バックはボケてはいるが奥行き感が感じられる。
この二枚の写真の場合、同じ場所で、同じ焦点距離だが、縦位置横位置の違いと撮影位置の高低によって遠近感の表現が違ってきている。
表現意図の違いで写真が変わった性格を持つことが分かる。
木陰に咲く花。左は花が咲いている所の情景を表現したもので、ある意味では一般的なフレーミング。
右は同じような情景描写ではあるが、花を主役にしてアップで捉え、バックはあまり目立たないようにボカシている。
撮り方色々
ソニー α7 18~70ミリ
土手の上で比較的平らな場所に咲く花を見つけた。
今回は花の咲く場所を含めた情景的な風景を撮ることにした。
どんな場所にどんな風に咲いているのかと云う事を表現したいと思った。
写真は、左にガードレール、右に川原と云うフレーミングにして見た。
うまくバランスが取れた写真になり、花の咲く情景が表現されたと思う。
この写真はガードレールをカット、川原を多く取り込んだが、花が中心に来過ぎ左が開いてしまった。
と云うのは花を右手前から左奥まで見せたかったためだ。
花を斜めに配し、視覚的動感奥を表現したかったのだが、奥の花が小さくなり過ぎ目立たなくなってしまった。
左1/3を切り捨てるべきだった。
同じ所を縦位置で俯瞰してみた。
花は意識的に画面真ん中に来るようにフレーミング。
手前から奥まで花が並んでいるのが分かるが、真ん中あたりで花が途切れて間が空いてしまい花の連なりが切れてしまった。
そこで同じ場所を中腰の位置ややローアングルで撮影。
手前の花を大きく取り込み遠近感を付ける。
奥の木立とか川原が入り、花の咲く情景がまあまあ上手く表現出来たと思う。
このように同じ場所であっても色々とアングル、ポジションを変えることによって表現効果が変わってくる。
一枚撮影してこれで良しとせず、色々と設定を変えながら何枚か撮影する事が良い作品を生み出す秘訣だと思う。
平井川
秋川霊園近くに平井川が流れている。この土手は春は桜、秋は彼岸花が咲く。
ソニー α7 18~70ミリ
例年墓参りの帰り道に必ず寄って見る。
その年によって開花が早かったり遅かったりする。
今年は彼岸花が見頃だった。
何分にも土手の事、足元が不安定でなかなかうまい撮影ポジションが見つからないが何とか曲りなりに撮影することが出来た。
ソニー α7 28~70ミリ
花の後ろの白い部分が川原、その向こうが水の流れで、花は土手の中頃に咲いている。
足元が悪く足元を気にしながらの撮影。
ソニー α7 28~70ミリ
花の俯瞰撮影。ありきたりのフレーミングだがこんな写真を撮るのがやっと・・・・
秋川霊園 彼岸花
彼岸には秋川霊園に墓参りに行く。
今年は気候の関係だろうか珍しく彼岸花が綺麗に咲いていた。
墓地らしさを出さずに花を写すことに拘った。
彼岸に合わせるように咲く彼岸花。別名「曼珠沙華」。
葉が無く花だけが咲き、墓地などに咲くためだろうか幽霊花などとも言われたようだ。
花は深紅で花弁は細く繊細な感じ、複数の花が一つに纏まって一輪の花になっている。
この花の撮影は意外と難しい。
左写真のように一つの塊になって咲く場合が多く、花の特徴を出しながら綺麗に写すことがなかなか難しい。
一輪だけを写す場合にもバックの如何によって良くも悪くにもなる。
アップの写真は墓参の帰り道と云う事でゆっくりと写すことが出来なかったために面白い写真にはならなかった。
花木園
日本庭園を出て広い広場を抜けると花木園に出る。
広場中央の大欅の下には日差しを避けてお弁当を広げている人たちが大勢いた。
「時計草」が咲いていた。
めったに見ることが無い珍しい花だ。
正面から見るとまさしく時計に見える。
花木園の池にはスイレンが咲いていた。
蓮は終わり、枯れた葉が彼方此方に残っている。
花は綺麗だが周りの葉が枯れたり汚れたりで綺麗な写真にならない。
敬老の日に一人で昭和記念公園に行くのは私にとっては楽しい反面、寂しい感じもしないではない複雑な気分だった。
花木園を後に帰途に就いた。
日本庭園
庭園内の池にはスイレンが2~3輪咲いていた。
睡蓮の時期もそろそろ終わりの頃だと思うが・・・・・まだ元気に咲いていた。
近くには「ムラサキシキブ」の実が紫に色付いていた。
日本庭園では取り立てて目新しいものは発見できず、黄色い「彼岸花」を見つけたくらいだった。
日本庭園
ソニー α7 28~70ミリ
日本庭園の奥の方にある東屋の近くにスイレンが植えてある。
睡蓮も葉が枯れ始め夏の終わりを告げるようだった。
暫く池に沿って歩く。
庭園の一番奥に当たるところにこんな花が咲いていた。
花名は分からないが多分「シュウメイギク」ではないかと思う。
花弁の形が花によって何となく違う所が面白い。
その横に一輪「彼岸花」?が咲いていた。
「彼岸花」と云えば赤、白の花はよく見かけるが、黄色い花は初めて見る。
ひょっとして「彼岸花」ではないのかも知れないが何とも言えない。
日本庭園
ソニー α 7 28~70ミリ
日本庭園に入る。モミジはかすかに色付き始めていた。
庭園入り口付近の紅葉は美しく、毎年のように訪れる。
今年もあと1か月もすれば紅葉の見頃になるだろう。
見慣れてしまった日本庭園に何か新しい発見は無いかと一回りしてみる。
こもれびの里
ソニー α7 18~70ミリ
こもれびの里内の田んぼの稲は黄金色に輝き始めていた。
こもれびの里内に小さな蓮池があるそこに一輪の蓮が咲いていた。
花の周囲の水面があまりきれいではなく、なるべく綺麗な所を選んで撮影したが、レンズの焦点距離が70ミリと短く、花付近のアップを写すことが出来なかった。
こんな時にはやはりもっと長いレンズが欲しい。
こもれびの里を出た所の柵の中に彼岸花が咲き始めていた。
柵の外から70ミリいっぱいで撮影。もっと長いレンズが欲しい。
コスモスの丘に立ち寄ったが、花はまだ殆ど咲いておらず、花畑の中の遊歩道も立ち入り禁止のロープが張ってあった。
止む無く日本庭園に向かった。
途中木立の中の木陰にベンチが置かれていたが、涼しかったためか誰も座っていない。
緑はまだまだ濃いのに早くも秋の訪れかと、どことなく寂しさを感じた。