今年も宜しくお願い致します
こだわり
今回は、グラスに写り込む周囲の風景を出したいと云うこだわりがあった。
しかし殆どが成功したとは言えない結果に終わってまった。
大きなグラスタワーとミニグラスタワーを組み合わせたロングの撮影。
赤と黄色のグラスタワーを上手く捉える事が出来た。
最後にこだわったグラスの風景を何とかものにする事が出来た。
玉石混交、記念公園のイルミネーションの撮影を終わった。
被写体の状況を見極める目が無かったこと、技術的に未熟だったこと、センスに欠けていたこと等、思い知らされた撮影だった。
今年の締めくくりの撮影となったが、振り返れば、今年も同じ場所の撮影の繰り返しで終わったような気がする。
同じ場所でも季節、日時によってその表情は様々に変化してくれる。
それらを経年変化の記録として残すことも意義のある事だと思っている。
来年も同じような撮影が続くかと思うが、何分にも老骨の身、果たして続けることが出来るか?だが、何とか新しい気持ちで撮影出来たら幸いだと思っている。
今年一年、ご訪問下さった皆様方には
厚く御礼申し上げます。
来年も相変わらず宜しくお願い致します。
皆さま良いお年をお迎えください。
再び噴水から出口へ
ピラミッド型のイルミネーションを堪能して再び噴水から出口方面に向かう。
噴水の水越しに出口方面を見る。
噴水の水が黄色くきらめいて美しかったが、静止画ではその美しさが出ないのが残念。
上の写真はキャノンG7XMarkⅡ、下の写真はオリンパスPEN-Fの望遠300ミリでの撮影。
ワイングラスと噴水。
グラスの中の反映が今一だった。
オリンパスPEN-Fの300ミリ望遠で噴水を引き寄せる。
噴水が大きく手前に迫ってくる効果が面白い。
グラスに映る周囲の風景を出そうと何度も場所を変えて挑戦しているが、グラスを暗いバックに置くためにグラス内が暗くなると共に、グラス自体に光が当たっていないこともあり、グラスの形が確りと出ない。
従ってイメージ通りの絵にならないのだと思う。
手前のグラスの間から奥のグラスを見通しながら、左右のイチョウ並木を入れて見た。
グラス間から覗き見する感じで手前のグラスを大きくぼかしたフレーミングで遠近感を誇張する。
この場合手前のグラスにもピントが合っていた方が良かったかも知れない。
毎年同じグラスタワーだが、何とか自分なりのフレーミングをと考えながら挑戦しているが、ありふれたフレーミングばかりで進歩が無い。
老骨の脳の働きが衰退して行くのだろうか、それともセンスの無さが原因なのだろうか。
やはり後者の方だろうと反省しきり・・・・・
ピラミッド型イルミネーション
遠目に見た三角錐に見えたものは近くで見ると円錐形だった。
ヒマラヤスギの林とその中を通る小径をイメージしたような感じのイルミネーションだった。
何とも素晴らしい眺めだった。
大小さまざまな円錐が入り混じり、数十秒位の間隔で色が変化する。
ここでは円錐のバックは真っ暗に落とし、円錐のみを暗闇の中に浮き出させるように露出はアンダー気味にセットして写す。
円錐の色が変わる度にその美しさが変化する。
このイルミネーションにすっかり魅せられてしまった。
場所を変え、フレーミングを変え2~30回もシャッターを切っただろうか。
ツリー型イルミネーションの前には動物園をイメージしたような一角があり、色々な動物たちが色とりどりに輝いていた。
ツリー型のイルミネーションをバックに入れながら動物たちを取り入れようと、ハイアングルから写したが動物たちが散漫として絵にならなかった。
ローアングルで撮影したものは動物たちが重なり合ってしまったが、手前の鹿を大きく取り入れた事で遠近感と迫力が出た。
この催し物が始まった当初は豪華な飾り付けで目を奪われたものだが、その面影は年々無くなってきているような気がする。
噴水から広場へ
ミニワイングラスタワーへの写り込みを出しながら、暗い空に向かって見上げる角度で撮影。
周囲の風景にたいした特徴が無く、写り込みはあまり面白くなかった。
上の写真と反対方向、噴水に向かって写す。
ワイングラスは上の写真と同じく暗いバックの置いて見た。
噴水とその周辺。
噴水の前を通って右奥の展示広場に向かう。
広場入り口?にはアーチ形のイルミネーション。
奥に何やら展示物があるようだ。
普段園内を走るトレイン型観覧車も光の帯で飾り付けられていた。
最初に見たのはテント村のような所。
テントが数張置かれ、中は照明され椅子などが置かれており、休憩が出来るようになっていた。
テントに映る人影が印象的。
テントの脇を抜けると前方に三角錐のようなものが見えて来た。
すごく幻想的な物に出会えそうな気がして足早に現場に向かう。
ワイングラス
毎年同じようなフレーミングの写真を撮っているが、今年こそは何か違ったフレーミングをしたいとあれこれと考えるが、発想が貧弱で多くの方々が撮影するような平凡なフレーミングしか出てこない。
ミニワイングラスタワーとワイングラスタワーを組み合わせた。
キャノンG7XMarkⅡの24ミリで撮影。
超ワイドで遠近感の誇張して見た。
同じく24ミリワイドでの撮影。
手前のワイングラスをメインにし、グラスに写り込む風景を見せることが狙いだ。
上の写真はやや低め、下の写真はやや高めからの撮影。
二つのグラスタワーを組み合わせてみた。
奥の白いタワーの中のグラスの写り込みが印象的だ。
グラスタワーの中に周囲の風景が写り込んだ一個のグラスを重ね合わせてみた。
グラスの中の風景が今一はっきりしないのが残念。
もっと絞りを絞り込めばよかった。
撮影はオリンパスPEN-F300ミリレンズ使用。
グラスの中の写り込みを撮って見た。
手持ち撮影で、カメラぶれが出来るだけ少なくなるようにと絞りを開き気味にし、シャッター速度を出来るだけ早くしたために写り込みのシャープさにやや欠ける。
下の写真はグラスの下を横切る白線がうるさい。
オリンパスPEN-Fは5軸ブレ防止機能を装備しているので望遠レンズを付けた手持ち撮影でも結構いける。
噴水方面を見た撮影。
この写真もグラスに映る風景が狙い。
左側の青い光の列は無い方がすっきりと纏まるが、これをカットすると奥のグラスと噴水が欠ける恐れがあるためあえて残した。
身体をもっと右に寄せれば青い線はカットできたと思うが、これ以上中に寄せられなかった。
露出の悩み
シニア料金を払って入園。
正面にイチョウ並木と噴水池がある。
池の中にはグラスタワーが左右に二基、数十秒ごとに色が変わる。
イチョウ並木の灯りとグラスタワーの灯りの明暗の差が大きい。
グラスタワーの色を綺麗に出すとイチョウ並木が消えてしまう。
イチョウ並木を明るく出すとグラスタワーの色が飛んでしまい白っぽくなってしまう。
グラスタワーの色は多少犠牲にしてイチョウ並木を含めて全体の雰囲気を出すのか、雰囲気は犠牲にしてグラスタワーの色を出すのかと云うジレンマに陥ってしまった。
グラスタワーの色は多少犠牲になっても全体の雰囲気を出すことにした。
何となく全体の雰囲気は出ているが、イチョウ並木がまだ暗く、今一美しさに欠けるが、まあこんなものかと納得。
グラスタワーの色が飛ばないようにややマイナス気味の露出で撮影。
グラスの色は確りと出たが周囲は暗くなっている。
これでは一寸雰囲気に欠けるし画面全体が暗い感じだ。
もう少し全体に明るい方が良かった。
グラスタワー中心に露出を決める。
イチョウ並木は暗いまま。
試行錯誤の上、同じ場所を露出を変えて数枚写すことにし、良さそうな写真を残すことにした。
この二枚は何とか全体の雰囲気が出ているように思う。
撮影はキャノンG7XMarkⅡ。
今後の撮影についてはその時々の条件に応じて、自分なりのイメージで撮影して行く事に決める。
昭和記念公園入り口
所用で立川に行った翌日、やはり昭和記念公園のイルミネーションが見たく出掛ける事にした。
数日後、或るクラブのウオーキングで行く事になっていたが、その日は都合が悪く参加できない事もあり、その前に行く事になった。
例年見に行くのだが、思い通りの写真が出来た事が無い。
今年は、コンデジの新鋭機キャノンG7XMarkⅡの初めての夜間撮影の性能を見極めたく、撮影の主力をこのカメラに決め、サブカメラとして(逆だが)ミラーレス一眼オリンパスPEN-Fの2台を持って行くことにした。
昭和記念公園入り口の左右にはライトアップされた樹木と、前には灯りが入った行燈のようなものが並べてあった。
これからどんなイルミネーションを見る事が出来るのだろうかと心が弾む。
入り口を入ると曲線を描いた灯りが見える。
この灯りは道の両側にあり、記念公園までの道を光の線で誘導しているようだ。
途中で振り返ると立川のビル街が夜空に浮かんでいた。
夜とはいっても時間はまだ6時少し前。
日が暮れるのが早い。
暫く歩くと陸橋の上に出る。
遥か先、正面に記念公園の入り口が見える。
橋を渡り切った所に石垣で囲まれた所がある。
そこから公園入り口を見る。
目の前の広場には昨年は色々な動物等をかたどったイルミネーションがあったが、今年は何もなく暗い空間が広がるのみだった。
ここまでの撮影はキャノンG7XMarkⅡ。
この写真は、同じ場所からオリンパスPEN-Fの300ミリで公園入り口を写したもの。
何か変わった描写に気が付いただろうか。
遥か遠くにある噴水が大きく見え、手前のグラスタワーより大きい位に見える。
その部分を拡大して見よう。
噴水がこのように大きく手前引き寄せられている。
300ミリ望遠レンズの遠景引っ張り効果(圧縮効果)がはっきりと出た写真だ。
噴水近くの人影まで見える。
ライトアップされたイチョウ並木を歩き入り口に向かう。
入り口に着く。
噴水はどこかに消えてしまっている。
今迄歩いた所や入り口付近が昨年に比べ淋しかったのは期待外れだった。
立川駅北口前
数日前立川に所用があり午後出かけた。
帰りは日が落ち暗くなり始めていた。
明るいうちは気が付かなかったイルミネーションが美しく輝いていた。
駅を出た正面の植え込みの中の樹木がイルミネーションで輝いていた。
普段は見掛けない風景に興奮気味、ポケットに入れていた超小型カメラSonyRX0で彼方此方と写し回る。
駅前遠景。
ひょっとしてモノレール下にもイルミネーションが?と思い行って見た。
矢張り例年通りモノレール下の道の中央にあった。
例年通りのイルミネーションがあった。しかし、あまり賑やかなものではなく、何となく例年より質素と云うか淋しい感じがした。
立川駅遠望。
夜の駅前風景は昼間と違って光の濃淡や色彩で華やかな感じを受ける。
明日は愛用の一眼カメラとコンデジを持って昭和記念公園のイルミネーションを撮影に行って見ようかな等と思いながら帰りの電車に乗った。
年末恒例の国立イルミネーション
国立駅南口、大学通りに今年もイルミネーションツリーが点灯した。
国立駅下り線ホームより
所用の帰り道、国立駅下り線ホームより写す。
街路樹に邪魔され、ツリーが良く分からないのが残念。
駅南口を出た所より
地上に立つと全体を見通す事が出来ず一寸寂しい感じだ。
大学通り入り口付近
大学通り最初の二対のツリー。
交互に色が変化するのが楽しい。
大学通りの左右の商店街のツリー
左の写真は地上から、右の写真は駅下り線ホームから撮影したもので、こちらの方が奥行き感を感じる。
大学通りのツリー
一橋大学方面に向かって写す。
街路樹の影になってツリーが良く分からないが、雰囲気だけは何となくわかる。
大学通り入り口付近のツリー
国立ではツリーが主で、他の飾り付けは殆ど見られない。
例年見に来るので駅近辺のみの撮で切り上げた。
もう少し賑やかなイルミネーションであればもっと多くの人たちが訪れるのではないかなと思うが・・・・
撮影は、キャノンG7XMarkⅡ。
このカメラでの夜間撮影は初めてだが、比較的明るく描写してくれた。