春が来た?
昨日からいきなり気温が高くなり春めいてきた。
午後散歩に出る。
好天であったがやや南風が強かった。
空にはところどころ白雲が漂っていた。
東福寺の墓地を囲む屋根瓦付きの築地塀の白が目に染みる。
東福寺山内のケヤキはまだ芽吹かず丸坊主。
姿見の池に流れ込む恋ヶ窪用水路に流れる清らかな水面に木立が反映する。
水面下には小魚の姿も見る事ができる。
姿見の池遠望。
手前に用水路、その向こうに花菖蒲畑、その先に姿見の池がある。
花菖蒲畑は現在養生中。
これから芽吹き、見事な花菖蒲の花を見せてくれる事だろう。
奥に池が見える。
池には数羽の鴨とオシドリがいた。
最近このような説明板が出来た。
東山道武蔵路の説明だ。
古代日本の律令国家は、7世紀後半から8世紀前半にかけて、国の支配体制を全国に及ぼすために都のある畿内5か国と、諸国の国府を結ぶ放射線状に伸びる七道(東海道、東山道、山陽道、山陰道、北陸道、南海道、西海道)の整備をした。
そのうちの一街道である東山道がこの国分寺恋ヶ窪地区を通っていた事の説明だ。
姿見の池は由緒ある街道沿いにあった池がそのまま現在まで残っているのだ。
池の周辺の木は、まだ芽吹いてはいないが、暖かな春の日差しを浴び芽吹きの準備をしているのだろう。
春まであと一歩。