取手宿ひなまつり
茨城県取手市でひなまつりが開かれていると聞き、見に行きました。3~4年前に吊るし雛を作って楽しむ講習会から「吊るし雛を愛でる会」が誕生し、同好の人たちが次第に増え、吊るし雛が彼方此方に見られるようになった。今年初めて市の観光事業の一環として吊るし雛を中心としたひな祭りを行うことになったと言うことのようでした。
取手宿と言えば長谷川伸原作だったと思いますが、「一本刀土俵入り」と言う話を思い出します。相撲取り志願の若者が、江戸に出る途中路銀が尽き、空腹を抱えて取手宿に差しかかった時、宿場女郎に助けられ、数年後相撲取りならぬやくざ渡世を家業とする男になってしまった相撲取り志願の若者が、世話になった宿場女郎の危機を救い恩義に報いると言う話を思い出します。(取手ではなく我孫子宿だったかもしれません)
取手市とせず取手宿としたところが何となく歴史の古さみたいなものを感じさせます。
構内にはデパートなどが入っていて近代化された取手駅正面。
立派なパンフレットが市内の彼方此方に置かれていました。祭の期間は2月11日から3月3日までで、その間、土、日曜日には各種イベントが催されるようでした。
ひな祭り会場も市内全域に亘っているようでした。
取手駅東口改札前です。ひな祭りの横断幕やポスター、のぼり旗で、観光客の目を引きます。
改札口から駅構内には吊るし雛が飾られ、いやがうえにもひな祭りの雰囲気が盛り上がります。