ど根性ひまわり
先日の朝日新聞の「元気の種、国分寺から飛んで行け」と云う記事が目に入った。
国分寺市立第9小学校創立50周年記念で、東日本大震災で被災しながら花開いた「ど根性ひまわり」の種を9月29日に風船で飛ばす準備をしているとの記事だった。
「ど根性ひまわり」は2011年3月東日本大震災で大きな津波被害を受けた宮城県石巻市で、がれきの中から芽を出し、塩害にも負けずに育って開花したたくましさからこの呼び名が付いた。
第九小学校では、5年前に現地を訪れた際に種をもらい、毎年育てて来た。
今回風船で届けるのは「ど根性ひまわり」の子孫にあたる種と云う事だ。
第9小学校は我が家から歩いて1分程の近い所で、老骨の子供たちが卒業した学校だ。
新聞記事を見てすぐに学校を訪れた。
学校の周囲の金網には「ど根性ひまわり」の絵が括り付けられたいた。
体育館横の花壇に「ど根性ひまわり」は植えられ、立派な花が沢山咲いていた。
この花の種を約500人の児童たちが一人2粒、約1000粒以上飛ばす予定だそうだ。
拾って下さった方々が元気になってもらえたら嬉しい、と子供達は飛ばす日を楽しみにしている。
但しこの行事は緊急事態宣言下の時は延期の予定だそうだ。