神輿の火渡り
熊野神社を午後1時に出発した神輿は町内を巡行している。
夕方6時30分頃に神社に戻る予定だ。
境内のこの広場で神輿の火渡りは行われる。
大太鼓が6時20分頃戻って来た。
丁度その頃火渡りに使う藁が敷かれ、石油がかけられた。
神輿が境内に入る直前に藁に火が付けられる。
火の中を神輿が渡り始める。
燃え上がる火の中を渡るのだがさぞかし熱い事だろうと思うが、掛け声もろとも火の中を通り抜ける。
渡り終えると今度は向きを変え、再び火の中に・・・・
火渡りは火が完全に燃え尽きるまで繰り返し火の中を渡る。
火が消えた後、神輿は境内に中を練り歩き、時には観客の中に突っ込んでくる。
狭い境内なので観客は逃げ場を失い神輿の巻き込まれる人達もいる。
老骨も撮影のために神輿近くにいたために一時巻き込まれそうになった事もある。
結構危険な撮影だった。
火渡りが終わり神輿は本殿前に安置され、三本締めで、無事火渡りの行事は終わった。
火渡りの撮影は今回で3回目だが、今まではカメラを目高の位置で撮影していたために前の人が邪魔で火渡りが上手く撮れなかった。
今回はカメラをスマホの自撮り棒ほどの長さの一脚に取り付け、カメラを両手で高く捧げ持つ形で撮影した。
初めから終わりまでこの姿勢での撮影は手が棒のようになるほど疲れた。
しかしその結果今まで撮れなかったシーンが動画で撮影出来た事は収穫だった。