日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

年に一度の北九州市民球場&いただきもの

2021-04-20 23:43:44 | ホークス

『マチネの終わりに』の記事のコメント欄にて、作家:平野氏にまつわる地元情報を寄せて頂いたまりりんちゃんからプレゼント!

ホークス選手のプロマイド写真が印刷されたティッシュボックスと...

こちらは、マスク着用時に使用するものだそう。

イラスト入りで説明が!( ..)φメモメモ

これを使用すれば、耳が痛くない訳ですね。

クリスマスプレゼントに頂いた上記の手作りマスク💕

とっても器用なのよねぇ。

毎日使用するので、本当に助かっていますよー

ありがとねー

更なる平野啓一郎氏情報も、ありがとです。

芥川賞を受賞したことは知っていましたが、その直後の母校を訪問時は、金髪兄ちゃんだったんですねぇ。そりゃ、目立つわな。

さて~ 本日は、北九州市民球場にてホークスvs イーグルスの試合が行われ、5回には花火も打ち上げられました!

甲斐捕手のホームランに続き、同じく甲斐捕手による2点タイムリーで勝ち越し!

(それまで4-4)

首位攻防戦、と画面上には文字が...

昨日の時点でホークス首位。その前は西武ライオンズが首位。

その前は楽天イーグルスが首位...ってな感じで、日替わり的に首位が入れ替わる、、、

いわゆるドングリの背比べ状態なパリーグだわ~

 

昨年も‼そうでしたが...

何故か元ホークス選手の集まりのようなロッテ首脳陣(今年は松中さんまで!)がホークスを脅かし続け、上位4チームによる首位争いっ!

日ハムファイターズには、打点王だったけ?中田選手もいて、オリックスも監督さんが交代してから強くなり...先発投手はそろっているし、決して侮れないチーム。

「ここへ巨人が入ったら、パリーグでは何位だろう?」というセリーグファンの友達のつぶやきに...思わず、

「最下位じゃない?」

これはジョークとしても、昨年の上位4チームは強かった!

なので... この中に 

巨人、日本シリーズで、めっちゃ弱かったそうじゃないですか~」

海外から帰国したばかりの博多人男性の意見じゃないですが、

(注意: 彼に悪気はありません!というテロップが画面に... あ、ローカル番組ね)

巨人が食い込むとしたら、良くて4~5位?という印象...でした...

 

今年はタイガースが、めっちゃ強いですねっ!

巨人と対戦中ですが、9回の時点で10-5だったかなぁ...

(21時に爆睡してしまい、今、目覚めたところで

詳しくは分かりませんが💦)

ホークスの強さを的確に指摘していた元巨人の桑田真澄さんが、巨人に加わったことで、めっちゃ強いチームに生まれ変わるかもしれない巨人を相手に、阪神のこの強さ!

(あ、ドラゴンズも頑張ってね!🐨)

まだ始まったばかりの今シーズンですが、セパどちらも面白そうです。

(巨人ファンの方、御免なさい...

かなり私情が入っておりますので。

さら~っと流してくださいませ。

 

 

 

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ジェイン・エア Jane Eyre シャーロット・ブロンテ Charlotte Bronte

2021-04-20 01:06:07 | 読書

上下巻、2冊で1200ページ近く! 本を手にした時は、その厚みに 「こんなに長い小説だったっけ?」と思ったが、読み始めたらあっという間だった。シャーロットの妹、エミリーが書いた『嵐が丘』とは大違い! 登場人物は多いものの、一人称で書かれており、主人公、Janeの独白という形をとっているため、混乱することもない。し・か・も!

「読者よ! ...」のように、直接、読み手に向かって、作者が、いや、ジェインが、語り掛けてくるのだ。そんな時は、一瞬、ドキリとする。まるで長い間、音信不通となっていた古い友人の独白を密かに聞いているようで~

 

 Janeは両親に先立たれ、孤児となる。叔父の嫁、すなわち血のつながりがない叔母に引き取られるが、彼女と息子、娘たち、家政婦からも疎んじられ、虐められる日々。これでは、とんだ癇癪もちになったとしても、何ら不思議ではない。『秘密の花園』のメアリも最初はそうだったっけ。孤児が主人公という物語が、この時代、なんて多いのだろう。

 

 ブロンテ姉妹の本に手を伸ばしたのは、『秘密の花園』の舞台と同じく、ヨークシャーだったから。そして、「あしながおじさん」のJudyが手紙の中で触れていたから。

 

 ジェインも、『嵐が丘』の登場人物たち同様、頑固。まるでジェットコースターのような人生を送るものの、ジェインという人となりには、かなり共感できる。

 まず...ジェインは、

 頑固だけれど、分別がある。人の話に耳を傾ける。自分の力で道を切り開こうとする。学ぶことが好き。

 そして諦めない。慣れ親しんだ屋敷を人知れず離れる決意をし、馬車に荷物を置き忘れ、たとえ見知らぬ土地で無一文になったとしても。空腹のあまり物乞いをし、恥ずかしさから人里を離れ、それでも生きる為、再びふらふらと人家へ... ここでジェインを助けてくれた人々との出会いが、ジェインのその後の人生を... 

 孤児院で8年学び、2年の教員生活を送り、アデルの家庭教師としてお屋敷へ。ようやくつかんだ幸せの絶頂から、突然、転がり落ちたジェインの17~8年の人生の、「その後」が最も興味深い。

『嵐が丘』との大きな違いが面白くて、わくわくして、

いいぞ~ジェイン!もっと、言ってやれ~👍」と、心の底から応援していた。それは、こんなやり取りがあったから。

 彼の妻となればー 常に彼のそばにいて、常に拘束され、常に抑制され、(途中、略)こんなことが耐えられるはずもなかった。

セント・ジョン!」内なる思いがそこまで達したとき、私は思ず叫んだ。

なんです?」彼は氷のように冷たく答えた。

繰り返して言います。あなたのお仲間の宣教師として(インドへ)行くことには心から同意します。でも、あなたの妻として行くことは同意できません。あなたと結婚し、あなたの分身になることはできません

わたしの分身に あなたはならなければならない」彼は落ち着きはらって言った。(467ページから抜粋)

この後も、延々と二人の攻防は続き... 子供のころは、宗教のことは全く分からず、今はキリスト教のこと、イスラム教のこと、一神教のこと、わずかながら分かる程度にはなった。 セント・ジョンのプロポーズは、当時の宣教師(今も?)としては、全うだろうし、それでなくとも男性優位社会だった訳だから、宣教師でなくとも、

「結婚すれば、妻は分身」と考える男性が殆どで、ジェインが望む、「対等な関係」など、期待する方が珍しかったのかもしれない。

それにしてもー

この時代の女性としては、非常に稀な存在のジェイン。

今現代を生きる自分から見ても、眩しいくらいに、はっきりと自分の意見を述べるジェイン。(羨ましいなぁ、ここ、日本においては特に)

『嵐が丘』の感想でも書いた通り、

私は 私。 あなたは、あなた。

ヒースクリフとキャサリンのように、貴方は私。私は貴方。どちらか一方が欠けたら生きていけない、狂人になって、嵐が丘を彷徨い続ける~ そんな関係は到底理解できない。

 

そして~

作家シャーロットは、「セント・ジョンは、復讐を考えるような人間ではなかったので…」と書いている。妹が描いた『嵐が丘』のヒースクリフという男の復讐劇とは、一見、対照的。

しかし、ヒースクリルもセント・ジョンも、

「妻(愛する女性)は自分の分身」 或は、「自分の半分、一部」

言い方は多少、変わっても、考え方は一緒なのでは? ヒースクリフは感情が爆発するタイプで激しかった。宣教師のセント・ジョンは、落ち着き払っていた、という違いはあれど...。

 

尚、巻末のブロンテ年表には、次のような記述がある;

「1847年10月 ジェイン・エア出版。好評の内に迎えられ、12月には再版が出る。なお、これに力を借りて、これまで引き受け手がなかったエミリーの「嵐が丘」(途中、略)も出版されるが、物語が暗く残忍だと評される」(584ページ)

 

ジェインは「若草物語」のジョーにも、少し似ているところがあるかなぁ…

女性の立場が弱かった時代に生まれながら、自分の道を切り開こうと懸命に生きるジェインに勇気を貰ったという女性。「あしながおじさん」のJudy(作家、ウェブスター)以外にも、世界中に大勢いるでしょうね。

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