井沢さんの 逆説の日本史 7⃣ 太平記と南北朝の謎
…を読んで以来、いつか、実際に「太平記」を読んでみたいなぁと思っていました。
原作は二十数巻からなる長編❣ 私は1冊にまとめた現代語版で。
楠木正成が活躍する場面は、大河ドラマでも観た通りで、彼が人気があるのも頷けます。
興味があったのは、後半部分でした。 もしかしたら、祟りを恐れて書かれた「かも」しれない…恐らく、井沢さんの言う通りなのだろうな、と感じることは出来ました。この太平記が書かれた時点では、すでに亡くなられた方が 怨念をはらすべく登場しているかのように思えましたし…。
後醍醐天皇にしろ、誰にしろ、最初は 「よい政治をしよう」という志があったにもかかわらず、結局は、私利私欲で動くようになる…だから 戦乱の世が続いたのだ~ と、筆者は誰だかはっきり分かっていない「太平記」ではありますが、本文中に、しっかりと「意見」が書かれてありました。
戦乱の世は、もうこりごり~という意味も込めてのタイトル、「太平記」 今日の味方は明日の敵であるこの時代。 「戦記」として読むだけではない、筆者のメッセージが含まれる点が、日本的だなぁ~と思いました。
(今年126冊目)
楠木正成さんは、大阪の河内出身だったのですね。
大阪の どのあたりか、正直、私には分からないですが…
コロナが終息したら行ってみたい場所がどんどん増えていきます。
長く権力の座にいすわると、ろくなことが無いですね。今も昔も変わらない…😨
長引く戦争 (いくさ)と混乱の中、
苦しむのは、民たち。
太平記を書いた人は、
いくさなど、もう、うんざりだ!という民の声を代表して書いている気がしてきました。
今現代の世界の混乱のようで…
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
太平な世はくるのでしょうか…
今現代の世界の混乱のようで…
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
太平な世はくるのでしょうか…
おはようございます。
楠木正成は大阪南河内出身です。
大阪人にとってとりわけ河内に住む者にとって楠木正成は忘れてはいけない人物です。
史跡や遺跡もたくさん残されています。
太平記、昔読み始めて長すぎて挫折したことがあります。(笑)
過日の「平家物語」に次ぐ軍記物に取り組んだのですね。
日本の歴史上いちばんおもしろい時代と言ってもいいのではないでしょうか。
これも私の小学5、6年時の担任、要門先生から教わり歴史に興味を持つことに拍車をかけたものだと思います。
太平記を直接読んだことはありませんが楠木正成についてはその忠誠心や功績と共に例の(?)ゲリラ戦法のような「熱湯や糞尿、大木」などを浴びせたところなどを面白おかしく教わったことも感心につながりました。
後醍醐天皇と楠木正成、足利尊氏の関係や倒幕についても史実に忠実かどうかは別にしても面白いですよね。
半世紀ほどの間に起きた様々のことは現代の世の中にも十分参考になることだと思いますし、
すずさんの説明の中の
>『本文中に、しっかりと「意見」が書かれてありました。』の部分の意味が大切だと思います。
太平記と言うネーミングとは裏腹に
戦乱の世が描かれてるんですね~?
現代の政治に通じる物もあるのかな???