職場で、休憩時間に読むのにもってこいの星新一氏のショートショート。
私が子供のころから書店に並んでいたので、愛読者として人気作家さんだと思いますが、珍しい一冊を手にしました!
『天国からの道』 ショートショートというよりは、短編小説だといってよい長さなのですが、魂を迎えに行く役目をしている天使たちが、仕事をサボりだしたことから、神様が考え出した策は、天使が所属する、2グループを競わせること!
旅行会社宜しく、『天国への道』へ あらゆる乗り物で(読んでのお楽しみ🤐)旅する~~ ところから始まり、最後は天使が地上へ降りて、ビジネスまで展開❣
まずは、死刑囚の所へ行き、「ぜひとも、わが社をご利用下さい」
次は、病院へ・・・
毎回、よく思いつくものだなぁと思うのですが、この結末は… いかに!?
作者が亡くなってから見つけられた作品集なのですが、「いやはや、これは、本人が生きていたら、収録不可!というのでは? ただ、書きたいように書いたけでは…?」と思うものが数点。 いずれも お子様にはタブーな内容です。 😨
ただ… 星新一氏が危惧していたように、現代社会はなりつつあるというか…
人類は滅びてしまうのでは…
火星へ行くまでに 退屈しのぎに お遊びでラブレターを書いて渡すうちに、本気になった!という短編も(こちらも結構な長さ) あるかもしれないなぁ~と思い、面白かったですね。
今年、記念すべき 120冊目となりました🤩
大和和紀さんの代表作、『はいからさんが通る』
大正ロマンの感動作❣ 小説版もありますが、敢えて、原作である漫画文庫を選びました。
1巻だけ妹購入で、自宅の何処かにあったのですが、行方知らず。1巻から4巻まで借りてきました。
以前、読んだ 生きている理由 松岡圭祐
こちらの解説に、「はいからさんが通る」の主人公でもある~とあり、それ以来、読んでみたいなぁと。 小倉中央図書館に所蔵されており、取り寄せて貰いました。
🏠同士の結婚が当たり前だった時代、紅緒は親友の環同様、自らの道を切り開いていくのですが…
喜劇のようでシリアスで、時代に翻弄され…
3巻では職業婦人となった紅緒。 なんと、江戸川乱歩氏の…もとい、江戸川端散歩 ((≧∇≦)一人で大爆笑‼)の原稿を貰いに行ったり…
最後は感動ですね 💖
同じ作者による、「あさきゆめみし」も図書館にありました!(ネット検索)
只今、野球中継を観つつ、読んでいるのは、宮部みゆきさんの時代小説でーす。もうすぐ読み終わります👌
(今年、120冊~124冊目)
星新一さんの本としたら『天国からの道』と言うのは少し珍しい作品なのですね~
本人が天国から見たらどう思ってるのでしょう?
何で発表したんだなんて怒ってる?(笑)
『天国からの道』は例によって(?)星新一さんらしい奇想天外や予測不能なことなどが盛り込まれていたり、現代社会に警告するような寓話的な物語なのでしょうか?・・・
しかも、親が実演で教える「●●教育」とか、
もう、びっくりです‼
実際、天国からみていて・・・
なんで出版化したのか~と
怒ってるかも・・・
そういう内容の短編も含まれておりました。💦
仰るとおりの展開となっております。
問題小説ならぬ、
問題ショートショートも含む!と言った感じです。