哲ノート

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名人小團次伝 -講談広小路亭-

2018-10-19 23:39:02 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月も上野・広小路亭へ講談を聴きに…

一日じっくり話芸の世界にどっぷりつかるのもいいもんです。(贔屓もいるし、なかなかスケジュールが合わないので、今日は満を持して…)

 

今日の松鯉師匠のまくらでもありましたが、日本講談協会に今年だけで6人の新たな前座さんができたようで、

実は「1人増えたら1人減る…」なんてことで、今度は自分の番(松鯉師匠)なんで困っちゃう…なんて話がありました。

でもたとえ前座さんでも新しい人が入ってくればそれだけ魅力も情報発信も増えるわけで、またあたらしい「講談の世界」が広がることになり、さらなる期待が膨らみます。

今日の公演でも、いつもの桜子さん(「桜色桜」)の前に松麻呂さんが登壇(「寛永宮本武蔵伝 偽巌流」)を勢いよく…、開口一番ではじまりました。

「越ノ海勇蔵」「振袖火事の由来」「伊達家の鬼夫婦」「和田平助 鉄砲斬り」「木津の勘助 お直祝言」松鯉師匠「水戸黄門記 雁風呂由来」

中入りをはさんで、阿久鯉さん「天明白浪伝 徳次郎の生い立ち」神田陽子師匠「名人小團次伝」「春日局家光養育」愛山師匠「天一坊 山内荷担」まで

4時間を超える“どっぷりと”講談の世界です。(講談を本格的に聴き始めて丸1年、聴くことにだいぶ余裕ができて、演題演目の知識もだいぶついてきました)

今日は神田陽子師匠の「市川小團次伝」がとっても聴きやすく、エネルギッシュな演目で印象に残りました…

毎回“ためになる”松鯉師匠、愛山師匠も、贔屓の阿久鯉さんも安定した話芸で堪能できましたが、今日は神田陽子師匠がしっかりと場をしきって、とっても心地よかったです。
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