今月末(31日)、絵画の教室で外国人女性のモデルさんを描く予定です。
私としては外国人を描くことは初めてです。
しからばその練習を、と遊び心でトライしたのが若かりし頃映画で見た女優さん。
画面の上2人はそれぞれの写真から。
数顔を描いた中から選んだものです。
マリリン モンローは、何と言ってもトローリとした目。
彼女の写真には正面のが多く、横顔のそれはあまりありませんでした。
また口もとを開い . . . 本文を読む
我が家のブーゲンビリア。
20年近く前に購入し、しばらく色を付けなかったのが、
10年ほどたったころからこのピンク色を付け始めました。
その後も変わらぬ色を放ってくれています。
今年は2度咲きで、初夏に咲き、今は秋咲きの真っ盛りです。
見事な“苞”と呼ばれる包葉。
それを咲かせた葉っぱは、すぐ傍で使命を終えて枯れゆく・・・。
なんとも対照的で、双方を入れた写真にしました。
この頃は消えゆく方 . . . 本文を読む
先日の教室(10.1 小玉精子先生)をベースに貝殻の種類を描き足しました。
右はコンク貝(コンクパールの母貝)です。左は手前が夜光貝、奥がほら貝です。
貝殻の色合いの美しさは、拙ブログ「さざえは色の宝壺」(2010.12.23付)で触れていましたが、
四周が海の日本では、多彩な色や形の貝殻に接することができ、蒐集家の方たちにはたまらないことでしょう。
昔から世界の各地域で、貝殻はその一部が螺鈿 . . . 本文を読む
前のブログの続きです。
佐藤春夫は「海辺の恋」の詩を詠んだ後、
谷崎潤一郎から、一旦は許されていた千代との交際を拒否され、失意のうちに帰郷します。
そこで詠んだ詩がこの「秋刀魚の歌」とのことです。
書き出しは
あはれ 秋風よ 情(なさけ)あらば伝えてよ
ーー男ありて
今日の夕餉に、ひとり さんまを食ひて 思ひにふける、と
谷崎家で、谷崎本人が留守の時、
谷崎の妻千代とその娘鮎子と佐藤の三人で . . . 本文を読む
佐藤春夫の詩「海辺の恋」を普通の仮名で書きました。
こぼれ松葉をかきあつめ
をとめのごとき君なりき
こぼれ松葉に火をはなち
わらべのごときわれなりき
わらべとをとめよりそひぬ
ただたまゆらの火をかこみ
うれしくふたり手をとりぬ
かひなきことをただ夢み
(以下末尾に 書は省略)
間もなく七十九翁になろうとするものが、“をとめ”だの“わらべ”だの、何をどち狂ったかとお笑いください。
でもちょっ . . . 本文を読む