松本芳翠先生の草書千字文から8字を書きました。(半切1/2大)。
性静情逸 心動神疲
漢字としては“動”が判りにくいですが、あとは何とかなりそうです。
意味は静と動が対をなしているところまでは判りますが、情逸、神疲のところの解釈はいろいろあるようです。
“wikisouse”さんによれば、こころ静まれば心安らぐ。こころ動けば心疲れる。
“書道広場”さんによれば、本性が静止していれば、情動から逸 . . . 本文を読む
先日の教室(12.11 小玉精子先生)です。
モチーフ担当の方が、ご自宅で咲かせた大輪のバラを数輪ご準備頂き、教室は華やいだ雰囲気になりました。
一輪ごとに、姿、容はもちろん色合いも微妙に違い、それぞれをどう表現するか。
八重の花を描くときは、花の向きというか中心を常に意識しておかねばならず、
花弁や陰など細部に拘泥しすぎていると、ついついあらぬ方向を向いてしまうものです。
左下のバラは、描きにく . . . 本文を読む
い路裳かもお奈しむかし尓さ九羅面と ゝ志ふる人曽あら多未利ける色も香も同じ昔に咲くらめど 年ふる人ぞあらたまりける関戸本古今集(伝藤原行成(三蹟の一人)筆)からです。特に2行目の変化ある字形とバランスに魅せられました。半切大の大きさでは、ここしばらく漢字の行書・草書を書いてきましたが、仮名のそれは1年半ぶりになりましょうか。漢字の草書で筆の上の方を持つ練習をしてきていましたので、意外とすんなり仮名 . . . 本文を読む
先日、日帰りバスで、秋の房総半島・養老渓谷のツアーに行ってきました。
この粟又の滝は同渓谷の代表的な滝とのことで、
全長約100m、巾、落差とも約30mのなだらかな傾斜で、
岩肌にべっとりくっ付くような水の流れが印象的でした。
この時期、雨が少ないので主に右半分に流れていましたが、
これが全体を流れるときは結構迫力があるのではと思ったことでした。
バスの駐車場から本滝の下側まではかなりの急斜面、 . . . 本文を読む