東京・白金台にある自然教育園(国立科学博物館の付属施設)
の中での光景です。
目黒駅にも近い都心のど真ん中に、
こんな静かなオアシス空間があったのかと驚かされます。
うっそうとした、古木や枯れ木の間から、若いみどりの芽吹き。
やわらかく、あたたかい光がこの新緑を包み込むとともに、
束や線になった光が、老幼もろもろの木々、草むら、そして道路に射しこみ、
これらが混然一体となって、互いに跳ねあっ . . . 本文を読む
先年、四国を旅行した時、徳島サイドから垣間見た、鳴門の渦潮。
対岸は、敬愛するわが友の故郷、淡路島。
ぜひとも、この渦潮を絵にできたらと思い、その写真を撮るべく、そこかしこを探索。
結局、タイミングとポイントがかみうまくあわず、かないませんでした。
・・・・
ややあった一昨年のある時、近くの多摩川沿いをウォーキング中のこと。
同川の、ある堰付近で、なんとも印象的な水模様が目に。
それは鳴門 . . . 本文を読む
「左ヒラメに、右カレイ」とは、よく耳にしますが、
いざ魚をみると、あれどちらだろう、となってしまいがちな私です。
そこで、しっかり頭に叩き込ませるため、ウィキペディアなどで調べてみました。
まずは、褐色部分が表で、目は二つともこちらに。
眼が体の右側についている方が鰈(かれい)、とあります。
どうも、この“体の右側”というところがミソのようです。
では、体の向きは何でわかるか。
写生してみてわか . . . 本文を読む
さる4月15日に、第二回目の教室(川崎市麻生老人福祉センター)が開かれました。
今回は野菜。
いま異常気象で値上がりしているようです。
この絵は、教室でのモチーフをベース(一部替えています)に、
自宅にある野菜を並べて、描きなおしたものです。
私なりのテーマは、対象物+バックの処理。
特にバックについては、小玉先生から、
教室を出るときいただいたアドバイスを参考にしながら作業してみました。
も . . . 本文を読む
近くの公園のチューリップが満開になりました。
描いてみたいとは思うのですが、チューリップを描くのは初めて。
どういう構図にしたらよいのか定まりません。
描く前に、「何を描きたいのか」をまず決めねば。
よく分らないが、「いろいろな色の花が、競うように咲き誇っているさま」ではないか。
唱歌のなかの“ドノハナミテモ・・・”の部分。
然らば、その構図とか手法は・・・?。
そんなことを考えながら、We . . . 本文を読む
さる4月1日から、川崎市の、麻生老人福祉センターの絵画教室に通い始めました。
講師は小玉精子先生。約40人ほど。月3~4回、計12回のコースです。
水彩画の教室へは、約3年前に通いました(別の教室、3か月間ほど)が、
それ以来のことになります。
初回はパン。
先生が準備して下さったものを、いくつかの組に分けての写生でした。
パンの形状とか色合とか質感とか結構難しいものです。
添えられたカップの . . . 本文を読む
誰が名付けたか、花筏。
はないかだ、という植物もあるようですが、こちらは散った桜の花筏。
一昨日、今年の見おさめにと、近くの川の、桜並木を歩いた。
枝から散りゆくはなびら。
川の流れに沿ってできた、あやなす花模様。
桜は蕾よし、満開よし、そして筏よし。
ここ数年、家内とは、「こうやって、桜は、あと何回見れるかねえ・・・」
との会話が続いている。 . . . 本文を読む
今、千鳥ヶ淵が満開です。
枝々は、上に横に、ピーンピーンと跳ねるように張って、まさしく乱舞のさま。
それでいて、凛とした気品が漂っています。
淡いピンクを基調としながらも、満開時には白い花びらが全体を覆い、
かなり白さが強くなって見えます。
この地には千鳥ヶ渕戦没者墓苑があります。
先の大戦において、海外で亡くなられた、
身元不明の方々の御遺骨が安置されています。
自然に頭が下がります。 . . . 本文を読む
スカイツリーが、工事途中ながら、
日本一の高さになり、東京の新名所になった。
知り合いの、幼馴染の友が勤めていた会社が、
施工を担当していると聞いて、昨日さっそく見に行った。
この高さで半分かと驚くとともに、
人間の技術力のすごさを目の当たりにした。
せっかくのこととて、まずは隅田公園に行き、
そこの桜越しにみるスカイツリーのスポットを。
残念ながら、同公園の桜は昨日(3.31)段階で、TVの . . . 本文を読む