季節外れではありますが、蕪村の句に「春の海 ひねもす のたりのたりかな」)というのがあります。
この“のたりのたり”感、静かでゆったりとうねる海が今日の練習のテーマです。
海の描き方のなかでも、のんびりした穏やかなすがたは特に難しく感じます。
顔を描く時、笑顔や怒り顔は何となく描きやすそうですが、普通の、おっとりして、なんでもなさそうな顔を描くのは難しいのと同じです。
単純に、夕暮れ時の空と海 . . . 本文を読む
いま住んでいる川崎市麻生区では例年、“かかし・コンクール”が開かれています。
それぞれの地区子供会の手づくりによるもので、すでに40数回を数えるとのことです。
今年も10数体が展示され(9月11日現在)、どれもがカラフルで、発想が面白い力作揃いでした。
時代を反映して、AKB48(一番手前)、きゃりーぱみゅぱみゅ(手前から3番目)、
当地を“散歩”されたこともある、故人の地井さん(同5番目)、
福 . . . 本文を読む
前回アップの上高地・梓川沿いには白樺の林がありました。当地ではシラカンバと案内されていました。
この白樺も多くの写真や絵になっています。私もチャレンジしてみたくなりました。
どんな絵にしようかと、自分が撮ってきていた写真や、googleの画像を見ていましたら、
“copse photo”というブログ名で出されている写真集のなかの一枚が目にとまりました。
「霧の高原2010」(2011.02.03 . . . 本文を読む
緑一杯の梓川です。
3年前の夏、白馬経由で上高地を訪ねた時の光景です。
河童橋からやや下ったあたり、左岸から右岸へ、上流を望んだポイントでの光景です。
そもそも透明な水に色はないのかもしれませんが、
この梓川は、周囲の、多くの緑も含みこみ、独特の色合いをもっていました。
川底の石や砂の色も交じり、光の反射もあります。
画面右上では墨も使ってみました。
絵の具の黒と比べ、墨の濃淡によ . . . 本文を読む