先日(7.4)の教室です。ジンのボトルにカラーグラス、それにプラムをご準備いただいていました。ボンベイサファイアと呼ばれる独特の青色のボトルとそれに呼応したカラーグラス、そして何とも効果的な赤のプラム。私なりに感じた現場の空気はサッパリ感。教室での時間中、最も考えたのが色の配置、中でもバックの色です。現場の空気感やモチーフ素材を活かすため、上掲の色にしました。バイオレット(紫)をベースにビリジャン . . . 本文を読む
4月18日、同月2回目の教室のモチーフ担当で、上の陶磁器を準備致しました。それぞれに違った質感が面白そうで、また、赤が入ったのを選んだのは、絵のアクセントを期待してのことでした。配置は小玉精子先生にやっていただきました。描くに当たり留意しましたのは、右、信楽焼はその特徴であるデコボコ感です。白っぽいところはマスキングインクを使用しました。まあ、存在感は出せたかな、と。中、有田焼の柿右衛門です。光源 . . . 本文を読む
実は先月末から約2Wにわたり風邪、それも喉風邪に悩まされていました。罹患直後の数日は熱もありましたが、その後は平熱、ただ咳が止まらないのです。何とか市販の薬でと、この服用を続けていましたが効果なく、家内の強い勧めもあり、ついに2W目にしてしぶしぶ病院へ。諸検査をしてもらい、市販では入手困難な薬も処方していただきました。その薬効あらたかと言いたいところですが、未だ完治には至らず、といった状況です。た . . . 本文を読む
『能面』を描きました。初めてであります。能の舞台はテレビのドラマの一シーンで見たくらいで、実際には見たこともありません。能について知っていることと言えば、『能面』は一見「無表情」に見えるが、見る角度によって見え方が変わるということぐらいで、それも、どこがどのように変わるかは分からないという情けないレベルであります。そんな私が、今回教室で、この深淵極まりないものと向き合うことと相成りました。上のよう . . . 本文を読む
先月の教室(新百合絵画研究会)のモチーフです。白いレース付きの青い服を纏った、それは立派なお人形さんをご準備いただいていました。透明で白いレース模様をどう表現するかが大きなテーマです。描き方は色々あると思いますが、私は、マスキングインクを使って白い部分を残す方法にチャレンジしてみました。一見、ゴチャゴチャした複雑な模様ですが、一定の流れのようなものはあるようです。この模様を使ってのフンワリ感、悩ま . . . 本文を読む
先日の教室(3月2日 新百合絵画研究会)です。翌日が雛まつりということもあり、三つのモチーフのうち、二つがこれに関連したものをご準備いただいていました。お人形さんのセットと桃の生け花で、これらを一緒にし、バックに共通の屏風を仕立てて描かせていただきました。前にも書きましたが、自分は子供も孫も男の子ばかりでしたので、女の子のお人形さんなどを目の前にすると、何か面映ゆいというか気後れ感があるから不思議 . . . 本文を読む
先日の教室(2月16日 新百合絵画研究会)です。火鉢と急須をご準備いただいていました。レトロで存在感たっぷりの火鉢。木製で金彩花柄と木目の模様がきれいです。その左にはおしゃれな急須。色合い、容(かたち)とも粋な味わいを感じます。教室では火鉢の模様を鉛筆描きで試みましたがうまくいきませんでした。帰宅後描き直しましたが、火鉢と急須のほか、冬の花を添えてみました。(火箸も)主役は火鉢であることは決まって . . . 本文を読む
後で述べますパソコンの損壊で2Wほど失礼致しました。日本人形を描きました。先日(11月17日)の教室です。それは立派なお人形さんをご準備いただいていました。このお人形さんはそのお顔といい、おめしものといい何か高貴な気品を感じました。全体の構図を考えるとき、お人形さんとその台座や敷物(毛氈?)は一体的なものでしょうから、バックをどうするかが焦点になります。着物の柄が結構細かいので、バックはあっさりと . . . 本文を読む
先日の教室(11月10日 新百合絵画研究会 小玉精子先生)です。紅茶セットとケーキが準備されていました。描く手順と陶磁器の質感がポイントのようです。白っぽいものを描くときのいつものやり方、鉛筆での下書きのあとは、先ずバックから入りモチーフの容(かたち)を決め、それからそれぞれの細部に、の手順で描きました。陶磁器類の質感は、赤、青、黄の3原色の混色でグレーを作りますが、部位に応じ、赤がかったり、青が . . . 本文を読む
先日(9月1日)の教室です。「養生太極扇」とあるようです。ここでいう養生は健康の維持・増進を図ることでしょうか。モチーフ担当のお方には、それは鮮やかな扇をご準備いただいていました。1ヵ月以上も前の教室ですが、アップには今日まで時間がかかってしまいました。この立派な扇、扇面の凹凸に合わせて漢字を書くには、普通の書道と違った一工夫が必要なようです。一方で絵としては、太極拳をやっている人物を入れたいとも . . . 本文を読む
先日(10.6)の教室です。モチーフ担当の方には、身内のお方が使われていたアメフトのヘルメットとボールをご準備いただきました。激しい試合や練習の傷跡も残る味わい深いものでした。我が家でも次男が高校時代やっていましたので懐かしく感じたことでした。モチーフを見て、絵としてどう描くか、一応考えました。先ず本体のへルメットやそのパーツのフェースガード、チンストラップ(チンは顎)など白っぽい箇所が多く、これ . . . 本文を読む
暖炉で乾杯!5月12日のモチーフの一つです。教室ではワインボトルとワイングラス、それにリンゴなどの果物が準備されていました。私の目にまず入ったのはワイングラスです。それもワインを入れる底付近にうっすらとした青と赤が入っており、この“色付きグラス”を活かした絵に出来ないものか、と思いました。“成竹”よろしく構想段階でいろいろ考えました。ネットの画像検索 . . . 本文を読む
今回の主題は、沖縄の魔よけ獅子像シーサーです。先日(5月12日)の教室でのモチーフの一つで、10数cm大の置物を拡大して描かせていただきました。本モチーフ担当のお方の縁者のお方で、沖縄の高名な女流陶芸家の御作品とのことです。このシーサーをどのように描くか、自分なりに考えました。芸術品ですので、僭越ながらこのまま描かせていただいてもいいでしょうし、ハイビスカスやブーゲンビリアを添える案もありましょう . . . 本文を読む
ステンレスボールにお玉(金属物)を描きました。水彩画は昨年12月13日以来ですので、丁度4か月ぶりの復帰になります。我が家の台所にあるもので、テーブルに並べて描きました。復帰一作目にしては地味なものですみません。申し上げるまでもなくポイントは金属の質感。光沢部分を大胆に残すとともに、色々な色(変な表現ですが)を組み合わせ、上掲のような混色の色にしました。「我が家のヤカン」(2,019.8.12拙ブ . . . 本文を読む
先日(12.9)の小玉精子先生の教室です。置物(陶器)のワンちゃんを描きましたが、このデッサンに苦労しました。わずか3~4m先、30~40㎝の高さのものをです。特にモチーフを見ながらの、鉛筆下書き段階で、顔の立体感がなかなか出ず、容(かたち)にならないのです。描いては消し・・・を繰り返し、悪戦苦闘1.5時間、結局うまくいかず、家に持ち帰っての作業と相成りました。現場・現物のスケッチの大事さを猛省し . . . 本文を読む