何やらグロテスクな顔(?)ばかりで申し訳ありません。“らしい”文字を続けます。悲喜交々(こもごも)といいますが、先週「悲」をやりましたので、今週は、「喜」による“ハ行”の笑いを描いてみました。ほかに、下の2字は「喜」と親戚関係にある「笑」の、微妙なニュアンスの字にチャレンジしたものです。「悲」と同様に、「喜」の字も顔の表情を出しやすい字形です。主に上 . . . 本文を読む
昨年末、“らしい”文字として「喜怒哀楽」を書きました。それをもう少し進めてみたのが今回です。まずは、人間の顔として描きやすそうな「悲」から。この「悲」という字にあるいろいろな「表情」を漢字に持たせてみました。表情にこだわり、字の体をなしていなかったり、その表情も、“敢えてそのように見れば、見えなくもないか”以下のレベルですが、まあ、お許しあれ。 . . . 本文を読む
昨年末の教室(12.26 小玉精子先生)では自分もモチーフ担当の一人でした。昨年夏、金属物の練習で柴崎春通先生のyoutubeを見ながら、我が家のヤカンを描きました。今回はそのヤカンを教室に持ち込み、皆さんのモデルになってもらいました。軽く10年以上はたつ古参のこととて、昨夏同様クレンザーで磨き上げたのですが、教室でそのこと(磨いたこと)を話したら、“まだクスミがとれていないぞ&rdq . . . 本文を読む
新年おめでとうございます。絵画仲間の方からいただいたカレンダーです。去年初めて開いた二人展の相方さんで、今年も3月に開く予定です。ご覧の通りその絵は、端的に特徴を捉え、実にあっさりしたタッチで表現されるその技法にはいつも感服しています。ついついコッテリとやってしまう私には“筆をこれ以上入れない勇気”を教えていただく方です。また添えられた字は、端正で読みやすい“隷 . . . 本文を読む