菜の花や 月は(者)東に 日は西に(蕪村)
先日近くの菜の花畑に行ってきました。
蕪村のこの有名な句を本ブログにアップするには、春のうちにしなければ、
ということで、急いで筆をとった次第です。
その日の午後は、確かに月は東の空に、白い小さい姿を映し出していました。
又当日の夕暮れは紫がかった色あい。
黄色と紫という補色の関係、何という自然の営みというか、その偶然のチャンスに感じ入ったことでした . . . 本文を読む
先日の教室(小玉精子先生)のモチーフです。
そしてその担当は自分でした。
以前にいただいていた和傘や女物の下駄、紙風船という和物を揃えてみました。
教室当日は、迂闊にも老眼鏡を忘れてしまい、細かいところは描けません。
しかし、そこはモチーフの担当、我が家で描き直させていただきました。
教室での、傘を裏側から描くポジション、それにモチーフそれぞれの関係位置は変えておりません。
単純すぎると . . . 本文を読む
家内が買ってきていたた白菜1/2大のものを1個に見立てて、
これを墨で描いてみました。
描きながら分かったこと、それは白菜といえども、
白いところは葉っぱの中心とそこから出た脈だけで、
かなりの部分は緑だということでした。
何も白を黒で描くなんて恰好つける必要もありませんでした。
それどころか、脈の細いところは白のアクリル絵の具を使い、
つまるところ、その部分は白を白で描いただけ・・・。
ま . . . 本文を読む
先日の教室(小玉精子先生)でのモチ―フです。
桜の季節らしく、それはそれは華やかなお人形さんでした。
私はおよそ、お人形さんとは縁遠い環境で育ちました。
妹はいるものの、戦後のこととて、このような高級なものは身近にはなく、
自分の子供も、孫も男の子ばかり・・・。
したがって(と いうほどのことではありませんが)、モチーフを前にすると、
何となく、面映ゆいというか、苦手というか、そんな気持ちにな . . . 本文を読む