古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

袖漬(ひ)ちて掬(むす)びし水の・・・ 春霞たたるやいづこ・・・(高野切第一種(巻第一)を拡大臨書)

2023-01-30 07:00:51 | 書道
春の立ちける日よめる   紀貫之袖漬(ひ)ちて掬(むす)びし水の凍れるを 春かた今日(けふ)の風や溶くらむ題知らず 読み人知らず  春霞たゝるやいづこみ吉野の 吉野の山に雪は降りつつ先週の一番歌に引き続き、高野切第一種の書き出し部分の二番歌、三番歌です。(半切縦1/2×略2枚)高野切では、前回臨書しました個所と同じページにあり、この合わせたページは、仮名教室などで課題として出 . . . 本文を読む
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年の内に春は来にけり一年を・・・(高野切第一種(巻第一)を拡大臨書)

2023-01-23 06:59:43 | 書道
旧(ふ)る年に春立ちける日よめる在原元方年の内に春は来にけり一年を 去年とやいはむ今年とやいはむ高野切第一種を拡大して臨書しました。(半切縦1/2大×1.5枚)全20巻、約1,100首ある古今和歌集の、“仮名序”の次に来る 第一番歌です。実は恥ずかしながら古今和歌集を“和歌集”として体系的に学んだことはありません。このブログの書 . . . 本文を読む
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布袋さんを描く(教室にて)

2023-01-16 06:59:29 | 鉛筆画 木炭画
正月明け早々の1月12日に、今年初めてとなる教室(新百合絵画研究会 小玉精子先生)が開かれました。七福神のひとつ 布袋さんを描かせていただきました。モチーフは3か所にご準備いただいていましたがそのうちの1か所に赤い達磨さん主役のところがあり、この布袋さんはそこでの脇役としておいてありました。大きさは達磨さんの半分弱、地味ではありますが何ともいえない味わいを感じました。布袋さん本体は金属製でほぼ同一 . . . 本文を読む
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賀(明けましておめでとうござます)

2023-01-10 06:59:23 | 書道
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。年末年始は色もの(水彩)を忘れ、白黒(書道)オンリーの日々でした。「賀」一字と高野切第一種の書き出し部分を練習しました。今回はこの「賀」をアップさせていただきます。(半切略1/6大)賀正、祝賀、慶賀など、一般的にめでたい事や祝い事の言葉として使われているようです。また地名にも、伊賀、遠賀、加賀、甲賀、滋賀、そして僭越 . . . 本文を読む
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