今回は、二つのテーマです。
一つは、富士山と雲海、それも、沸き起こる雲海を主なテーマに描きました。
雲をつかむような、というように、とらえどころのないものをどう表現するか。
しかも沸き上がるようなエネルギー感をもって。
もう一つは、“アルシュの荒目”という、コントロールが難しかった厚めの水彩紙に、初めて“墨”を乗せてみたことです。
絵具は青系のほかに、白も少々使用しました。黒系は使用していません . . . 本文を読む
紅梅です。
一般的にいって、花の描き方はむずかしいものです。
もちろん花によって違うし、絵に描きやすいもの、描きにくいもの、いろいろあります。
梅の描き方、これもいろいろあるのでしょう。
墨絵では、数輪をつけた枝の絵などが多いようです。
水彩画の場合、花に焦点をあてるか、樹木や梅林全体にあてるか。
本ブログでも、去年は、水彩画で、湯河原の幕山梅林の全体的な風景を描きましたが(10.3.1拙 . . . 本文を読む
我が家(マンション)の玄関の置物です。
入居したての頃は、色々と試し置きしていましたが、ここ数年は、このフクロウと壺になっています。
気に入ったからというより、あれこれ考えるのが面倒くさくなってきたのだと思われます。
今日は家内○○歳の誕生日。
この絵は丁度3年前に描いたものです。
ただ、そのとき、誕生日を意識して描いたのではなく、描いてから気がついたら、たまたまその日が誕生日。
あとで、とっ . . . 本文を読む
あおきの実が、今年もまた色づき始めました。
実は去年、初めてあおきの実のことを知り、拙ブログ(10.3.8)にアップしました。
また、そのとき、その赤とと緑などは補色関係にあるということも初めて知り、
実と葉の、両色の対比の美しさを教えられたことでした。
もうひとつ、私なりのテーマがありました。
それは、あおきの実自身がもつ、赤と緑の色のグラデーション(混じりあい、融合)をどう表現するか、です . . . 本文を読む