前週に続き、柴崎春通先生のyoutube動画「水彩画の基本~湖と紅葉を描くコツ」からです。樹木の配置などの画面構成は左右逆にしています。それぞれの秋の樹を、左はwet in wet で、中は渇筆気味に描きました。右はスパッタリング(筆の付け根を指先でたたく)と振り飛ばし(手首を使って振って、止めて、飛ばす)で描くのですが、これがむずかしく、方向と大きさが定まらず・・・です。【補記1】米国大統領選挙 . . . 本文を読む
燃えるような紅葉と湖を描きました。8年前の秋、東北を旅しましたが、特に十二湖付近では、ここ川崎周辺では見ることができない紅葉の鮮やかさに感動、思わず声をあげたことでした。その中でも鶏頭場が池あたりの景色が思い浮かび、2016.11.14付拙ブログでアップしたものを描き直そうと思いました。でも水彩画の筆を持つのも久しぶり(約1ヵ月)のこととて、まずは柴崎春通先生の紅葉を確認してから描こうと。そうです . . . 本文を読む
ほぼ1か月半休ませていただきました。この間、本当に暑い日が続きました。いや、今でも続いています。打ち水をする女性を描いてみましたが、今年はその効果も殆どない日が多かったようです。(上掲の絵は教室講師の小玉精子先生の指導を受け、打ち水が跳ねるところを、より強調したものに加筆修正しています。(9.6付))さてさて、毎年この暑い時期になると、思い起こすことがあります。かれこれ30年ほど前、温暖化が叫ばれ . . . 本文を読む
現在お世話になっている新百合絵画クラブ(昨年名称を変更 小玉精子先生)の作品展が下記で行われます。私が出展する予定(2点)のうちの1点です。「穏やかなハーバー」とのタイトルで、元は2023.10.16付拙ブログ「夕暮れ時のハーバー」からです。そこでも書きましたが、私なりのこの絵の主題は、画面の下(手前)1/3程度の穏やかな海の部分の表現です。ギザギザしたシャープな波はそれなりの苦労はありますが、ホ . . . 本文を読む
昨日(11月16日)スケッチ会の講評があり、小玉精子先生から、学び舎建物の構図について“建物左端をもっと高くし右にいくにつれ低く”また“郵便ポストはもっと赤くてもいいのでは”とのご指導をいただきました。上は修正したものに置き換えています。特に前者については構図の基本中の基本、いかに他の事に気をとられていたとはいえ、自然にできていなければならないことで . . . 本文を読む
秋は夕暮れ 夕日のさして・・・清少納言の枕草子書き出しの秋のところの文言です。11月に入っても夏日が記録されるなど、猛暑が続いた今年でしたが、それでも秋は確実に訪れてくれたようです。すぐ近くのマンションの、庭園通路沿いの光景を描きました。絵としての出来栄えはともかく、ほぼ原風景に近い光景(10月末)です。赤い梅もどき(?)の実、黄茶色づいた欅(中央奥)、茶紫の渋いハナミズキ、落ち葉、そして何より夕 . . . 本文を読む
今回も柴崎春通先生のyoutube水彩画講座 超基礎編“wet in wet”の練習です。その講座では、“薄めの絵の具で描いた上に、それが乾かないうちに、濃いめの絵の具を乗せ、水の力で周りに滲ませる”技法を紹介されており、水彩で最も重要なテクニックとも仰っています。上の絵でいえば、画面の下1/3程度です。中央のキラキラした映り込みなどに目が行きやすい . . . 本文を読む
湖沿いの白樺を描きました。描き直しの一つで、元は“初夏の白樺林”(2021.5.24付)です。今私は、柴崎春通先生のyoutube水彩画講座 超基礎編の動画を主な教材とさせていただいています。この講座は、文字通り“超基礎編”で、パレット上の絵の具の配置から始まって、フラット塗り、ドライブラシ、水の役割、筆の選び方、色々な筆づかい、筆圧や筆先のコントロ . . . 本文を読む
夕立一過の光景を描きました。前回に続き“水にまかせる”を自分なりの課題としています。今年の夏は本当に暑い日が続きました。夕立もあり、当絵画教室の帰り、突然夕立に遭遇し、全身ずぶ濡れ、雷に追われながら帰宅したこともありました。でも夕立がサーっと過ぎ去ったあとのスッキリ感、サッパリ感は格別です。画面中央付近 、入道雲の子分みたないものを残した空の部分がこの絵のポイントかと思いま . . . 本文を読む
菜の花街道をひた走る小田急8000系を再掲載させていただきます。季節外れでしかも描き直しですみません。来月下旬、川崎市麻生区の市民ギャラリーで開催予定の、本会(新百合絵画研究会)作品展に向け準備中の一枚です。かって拙ブログ(2021.4.26付)で描いていたものを部分修正したものです。川崎市麻生区と小田急は切っても切り離せない間であり、その区役所内にあるギャラリーでの開催ですので、周辺の住民の方々 . . . 本文を読む
清流での鮎釣り風景です。やや高いところから俯瞰するかたちで描きました。youtubeで紹介されている四国 仁淀川の風景動画から動機をいただいたものです。絵は同川のある部分を描写したところもありますが、特定した個所ではなく、全体としては想像上の空間であります。“仁淀ブルー”と呼ばれているそうで、独特の透き通った青緑色です。絵の具は同色の“ビリジアン”を . . . 本文を読む
磯釣り風景を描きました。久々に“水”を描きたくなりましたが海に行くことも叶わず、しからばとここしばらくは、テレビの“釣り専門チャンネル”を見ていました。私の興味の中心は、どんな魚が釣れるかよりも、専らどんな水模様があるか。番組では、それこそ水一杯の世界がありました。今回は、その多くの水模様の中から磯釣りの風景を描いてみました。最も悩んだのはどういう絵 . . . 本文を読む
横浜・金沢八景のヨットハーバーを、数年前散策した折の写真を参考に描きました。ただ、私の今回の狙いはヨットやその影などではなく、新しく使い始めた水彩紙(ランプライト紙 F4)を使っての、画面手前海面の練習です。それも何の変哲もない“穏やかな海”、言いかえれば“ほわーっとした波”のテストなのです。人の顔を描くにしても、喜怒哀楽の表情を持った顔はまあまあ描 . . . 本文を読む
川合玉堂画伯の『彩雨』を模写させていただきました。(アルシュ極細目F6(31×41㎝) 水彩絵の具と墨使用)身の程知らずもいいところ、代表的日本画家の代表的作品をです。かれこれ20年程前になりましょうか、川合玉堂画伯の作品に夢中になった時期がありました。画集を何冊か買ったり、ひとり奥多摩の「玉堂美術館」にも足を運んだりしたことでした。親しみやすい日本の原風景を、画伯独特の、墨と色彩を使 . . . 本文を読む
初夏の白樺の林を描いてみました。出不精に加えこのコロナ禍、季節の移ろいを肌で感じることがめっきり少ない中、あっという間に5月も下旬になってしまいました。初夏の爽やか感には“白樺”もいいかなと準備にかかっていましたら、今年は梅雨入りが早く、お隣り静岡県まで既に宣言され、“オットットットット”と。でも神奈川県は晴れ間がしばらく続くので宣言は遅れるとのこと . . . 本文を読む