(3.27付アップのものを描き変えました。下記ではガッシュを使わないとしていましたがこれを使い、満開を7,8分咲きとし、花のないところに枝を加えて樹木の立体感を。)(2023.4.8記)桜を描くとき、バックをどうするかが大きなテーマになります。多くは青い空だったり黒っぽい建物だったりですが、今回は赤をバックにした絵です。これも柴崎春通先生のyoutube動画(お寺の山門を水彩で描く/桜の絵//癒し . . . 本文を読む
今年も桜の季節となりました。高野切第一種の春歌から一首を。桜の花の盛りに久しく訪はざりける人の来たりける時に詠みける詠み人知らず徒なりと名にこそ立てれ桜花 年に稀なる人も待ちけり(半切1/2大)本歌は古今和歌集の62番歌で、“詠み人知らず”となっていますが、次の63番歌が業平の朝臣の返歌となっていることから、業平と親しい女性の歌ということのようです。めったに訪ねてこない彼が . . . 本文を読む
先日の教室(3月2日 新百合絵画研究会)です。翌日が雛まつりということもあり、三つのモチーフのうち、二つがこれに関連したものをご準備いただいていました。お人形さんのセットと桃の生け花で、これらを一緒にし、バックに共通の屏風を仕立てて描かせていただきました。前にも書きましたが、自分は子供も孫も男の子ばかりでしたので、女の子のお人形さんなどを目の前にすると、何か面映ゆいというか気後れ感があるから不思議 . . . 本文を読む
つい先日マンション前の公園入口で、水仙が数輪咲いているのを見かけました。この水仙を少しばかり群生させ、春霞のなか、残雪バックの野道仕立てで描いてみました。春告〇と書いて、“はるつげ”と呼ばせる、何とも粋な表現。春告鳥は鶯、春告魚は鰊(ニシン)(鰆(サワラ)ではなく)、そして春告花は水仙といきたいところですが、こちらは梅とのことです。でもこの水仙は春より更に前に、「雪中花」と . . . 本文を読む