『能面』を描きました。初めてであります。能の舞台はテレビのドラマの一シーンで見たくらいで、実際には見たこともありません。能について知っていることと言えば、『能面』は一見「無表情」に見えるが、見る角度によって見え方が変わるということぐらいで、それも、どこがどのように変わるかは分からないという情けないレベルであります。そんな私が、今回教室で、この深淵極まりないものと向き合うことと相成りました。上のよう . . . 本文を読む
先月の教室(新百合絵画研究会)のモチーフです。白いレース付きの青い服を纏った、それは立派なお人形さんをご準備いただいていました。透明で白いレース模様をどう表現するかが大きなテーマです。描き方は色々あると思いますが、私は、マスキングインクを使って白い部分を残す方法にチャレンジしてみました。一見、ゴチャゴチャした複雑な模様ですが、一定の流れのようなものはあるようです。この模様を使ってのフンワリ感、悩ま . . . 本文を読む
今年もシャクナゲを描いてみました。前々回の拙ブログ(4.24付)で、つつじをアップしましたが、そのマンション庭園と同じところです。実はこの庭園のシャクナゲは去年も描き(2022.6.6付)、そこでは、シャクナゲが解(ほぐ)れ、綻(ほころ)び、紐解(ひもと)きました、との表現をしていました。“バカの一つ覚え”、“老人の一つ話”といいますが、私はそのバカ . . . 本文を読む
山中に咲く山桜を描きました。先月の初め、ブログを休んでいる間に描き、アップが遅れました。すぐ近くの小高い山(丘陵)での風景です。植物の分類学上の“ヤマザクラ”かどうかはわかりませんが、ただ川沿いや公園で見る群生した桜と違って、人が踏入りにくいところで、ひっそりと、しかし凛として咲く姿も味わい深いものです。“私だって咲いてるわよ”との意地みたいなものを . . . 本文を読む