子猫を描いてみました。テーマは二つ、いずれも目に関するものです。一つは猫の目の透明感、前々からにはトライしてみたいと思っていました。瞳は明暗によって異なるのでしょうが、子猫らしく大きくしました。目の色合いは数種類あるようですが、この子猫はグリーン系とブルー系の混ざったものにしました。もう一つは、その目に“表情を”ということです。拙ブログ“らしい文字” . . . 本文を読む
久しぶりに“らしい文字”です。多様な意味にあふれる『愛』の字、そのほんの一端にチャレンジしてみました。懐の大きい、ハート一杯の愛、情念渦巻く愛、座布団のように、どっしり暖かい愛、愛しさ余って憎しみに、も男女の習いか、3行目の金釘(かなくぎ)文字、拡大していただければ判りますが、一応「愛」の字であります。“右”二人のルンルン気分に対して、“ . . . 本文を読む
日本最古の勅撰正史である「日本書紀」。巻第一の神代上、すなわち書き出し部分です。漢文で書かれており、正直なところ読みづらいし、その意味も難しそうで、何やら距離感がある書物でした。でも古代史の本を読むにつけ、日本という国の原点があることを教えられました。また書道を、古典等の書き出しシリーズという形で練習するなか、日本最古の正史を書いてみるのも(自分の中では)意義あることかと思いチャレンジしてみました . . . 本文を読む
腰痛で出不精なところに、今回の外出自粛の要請で家の中での生活が続いていましたが、一昨日は天候に誘われてマンション前の公園を散策してきました。勿論、人とは全くと言っていいほど近づかず、物にも一切触れずでのひとときでした。驚いたのは公園の新緑、それぞれの木々が自分を見てよと訴えているようでした。そこでこの緑を、奥入瀬に場を移して描いてみました。奥入瀬の深遠さを出すため、奥から手前の方に、微妙に緑の色を . . . 本文を読む