湖底に沈む朽木(きゅうぼく)を描きました。透明水彩という言葉の所以たるものは何と言ってもその透明性にあります。そこでふと思いついたのが湖。湖の中でも、5年ほど前、東北・白神山地に旅行した時見たくて見れなかった青池。青の透明度で有名なところですが、その時は落ち葉が湖面を覆っていました。この秋、せめてその青池をネット上で旅しようと巡っていましたら、『ちょいっと情報通』というサイト様の「白神十二湖 青池 . . . 本文を読む
腰痛で出不精なところに、今回の外出自粛の要請で家の中での生活が続いていましたが、一昨日は天候に誘われてマンション前の公園を散策してきました。勿論、人とは全くと言っていいほど近づかず、物にも一切触れずでのひとときでした。驚いたのは公園の新緑、それぞれの木々が自分を見てよと訴えているようでした。そこでこの緑を、奥入瀬に場を移して描いてみました。奥入瀬の深遠さを出すため、奥から手前の方に、微妙に緑の色を . . . 本文を読む
これも展示会出展候補作の一つです。
昨年秋東北の北三県を旅したときのもので、紅葉のスケールの大きさに圧倒されました。
紅葉と言いながら、意外に紅系統は少なく、黄色、茶色系が多いように感じました。
前ブログ(屛風岩の松)でもそうでしたが、
本作品も映してきた写真、しかも、旅の途中、急いで撮った何枚かのうちの一枚をベースに描きました。
従って、どうしても平板的になったり、カメラ視点からの、限 . . . 本文を読む
東北の旅、3日目は下北半島です。
マグロで有名な大間の南、佐井港から高速観光船に乗って仏ヶ浦を眺めました。
画面左が津軽海峡の方向になります。
この時期は海が荒れることが多く、出航できたこと自体が幸運でした。
高さ数10メートルの巨岩、奇岩が約2キロにわたり続き圧倒されます。
原型は海底火山活動ででき、その後の海蝕により今の姿になったとのことです。
岩などの名前は、五百羅漢、一ッ仏、極楽浜、蓮華 . . . 本文を読む
2日目、青森は白神山地の十二湖です。
青池が有名ですがここは落葉で池が見えづらく、
その手前にあった鶏頭場の池では、紅葉が見事に映し出されていました。
紅葉のスケールは、自分が住んでいる川崎のそれと比べると途轍もなく広く、
多彩な色のグラデーションがこれまた素晴らしく・・・。 . . . 本文を読む
先週6日~9日の間、東北の秋田、青森、岩手の3県を旅してきました。
結婚50周年の記念です。
3泊4日、いずれも温泉地での宿泊のツアーへの参加でしたが、
あいにく温泉があまり好きではない自分は1回も入らない、という一寸変わった旅でした。
それはさておき、訪ねた間は、天候も紅葉もすばらしく、最高の旅でした。
絵に描きたいと思っていたところも写真に収めることが出来ました。
今回から、旅の順にアッ . . . 本文を読む