来月上旬に絵画教室のセンターでの展示会が開かれます。季節外れではありますが、去年の夏苦労して描いたものに決めました。この元の絵への小玉先生のご指導も踏まえ、部分的に修正したものを出展します。先生からは、画面中央上部で、“左右双方からの枝は交差するところがあった方がいい”ということと“空の色は手前は濃く、遠いほど薄くに”とのことでした。ともに至極ご尤も . . . 本文を読む
已見寒梅發 復聞啼鳥聲愁心視春草 畏向玉階生已(すで)に寒梅の發(ひら)くを見 復(ま)た啼鳥の聲を聞く愁心春草を視て 玉階(美石の階段)に向い生ぜんことを畏る書道教室の作品展に出展中の漢字作品です。松本芳翠先生の草書を、教室の先生が半切用にと書いていただき、それをお手本として書いたものです。毎度のことながら、書道にはこれで満足!というものはありません。一字一字の形や大小だったり、軸線のずれだった . . . 本文を読む
春さればまづ(都)さ(沙)く宿の梅の花ひ(飛)と(登)り見(美)つつや(耶)春日暮らさむ(牟)“らしい字”は一旦おいて、普通の字に戻ります。今月中旬から下旬にかけて、福祉センターで書道教室の作品展が開かれます。4点ほど出展予定ですが、そのうちの1枚です。令和関連 山上憶良の梅の歌を漢字かな交じりで書きました。この作品の最大の特徴は、いわゆるデザイン(略略A4コピー用紙1/3 . . . 本文を読む
今回も“らしい”文字を続けます。1、2行はどちらかというとポジティブな意味を持つ文字、3、4行はネガティブ、5行は体調に因む文字を数文字ずつ書いてみました。書道を学ぶときは、字を綺麗に書きたい、かっこよく書きたい、などと思います。それはそれで大事なことでしょうが、その字の持つ意味合いや雰囲気をその字に持たせてみようと試みたのが、今回の“らしい文字”の . . . 本文を読む