キヤノンのブースで一番込み合っていたのは「PowerShot N」のコーナー。
通路に面しているのでよけい混雑していました。
アメリカ・ラスベガスのCESでお目見えして、日本では初公開。
手に取るまでだいぶ待ちました。お客さんがなかなか交代してくれなくて…
縦も横もない四角のカメラ。シャッターはレンズの回りのリングを押すだけ。それ以外に、液晶画面でタッチしてもシャッターが切れます。液晶画面はちょっとスローですが、タッチだけですむのは便利です。
手のひらに収まる可愛いカメラ。
使うまではさほど重視していなかったのですが、一回シャッターを切るだけで元画像を含めた6枚のアート風写真が撮れる「クリエイティブショット」は以外に面白いです。
写真は出来上がってから初めて分かるもので、「あ、これこれ、この雰囲気がぴったり」と思ったアート効果の写真を選んでスマホに送るというような使い方もできそうです。
ここでまた脱線ですが、PowerShot Nの画像をDPPで画像処理していて、デジタルレンズオプティマイザ(DLO)の効果がよくわかったので掲載してみます。
DLO適用前 ピクセル100%画像
DLO 50%適用後 ピクセル100%画像
(使用カメラ・レンズ EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM )
DLO適用後は、明らかにエッジが立っています。
レンズ固有の収差やローパスフィルターなどによる解像感の低下を補正するそうです(純正レンズのみ対応)。
さて、ニコンと同様に撮影体験コーナーもありました。EOS 6Dは25分待ち。
「もう買ったもんね~ 」と行列をしり目にパスする妙な優越感…
ニコンのように、自分のSDカードを使ってのデータ持ち帰りはできませんでした。
この点に関してはニコンのほうがファンの気持ちに沿って、大らかですね。
超望遠体験コーナー。ニコンと同様で、こちらは白レンズの砲列。
ロンドンオリンピックではニコンと使用率を競いましたが… あの決着はどうなったのでしょう。
キヤノンが力を入れているシネマEOSの展示も。
シネマEOSのシステム。
4K映像の試写室もありました。ただ、自分がスチール主体の趣味なので、いまひとつ興味がわかないのですよね。