つれづれ写真ノート

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6D試し撮り・咲くやこの花館

2013年02月27日 | 

大阪・鶴見緑地の大温室「咲くやこの花館」で、EOS 6Dの試し撮りをしました。

寒い外からいきなり温室に入るとレンズが曇ることがあります。とくに「咲くやこの花館」は、最初が湿度の高い熱帯雨林植物室。大事をとって、入口の手前で数分待ち、カメラを館内の温度に慣らしました。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F4 1/125秒)   露出補正 +1  ISO感度:400  画質:RAW  ホワイトバランス:太陽光  マニュアルフォーカス  ピクチャースタイル:風景

南アフリカ原産の「ラシュナリア・アロイデス」(ユリ科)。

 

RAW現像時、華やかにするため少しハイキーにしてみました。

 

EOS 6D  TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro  絞り優先AE(F4.5 1/60秒)   露出補正 0  ISO感度:400  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

デンドロビウム・トルティレ(ラン科)

 

EOS 6D  TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro  絞り優先AE(F5.6 1/40秒)   露出補正 0  ISO感度:400  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

デンドロビウム・ロディギシー(ラン科)

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/80秒)   露出補正 +1  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

デンドロビウム・ノビレ(ラン科)

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/100秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

カエンボク(ノウゼンカズラ科)

炎を思わせる花の姿から「火炎木」と名付けられました。熱帯地方では街路樹として植えられ、ジャカランダ、ホウオウボクとあわせ世界三大花木のひとつ。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/40秒)   露出補正 -1/3  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:色温度4800  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

カリアンドラ・ハエマトケファラ(アカバナブラシマメ)(マメ科)

英語では「パウダーパフ」と呼ばれるそうです。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/60秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

これもカリアンドラの仲間のようです。花や葉の形が少し違います。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/50秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:風景

マレーシア原産のゴレンシ(スターフルーツ)

果実を横に切った形が星型をしている、トロピカルフルーツです。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/200秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  マニュアルフォーカス  ピクチャースタイル:風景

ハイビスカス(アオイ科)のコーナーで。

雄しべ、雌しべにピントを合わせるためマニュアルフォーカスにしました。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/100秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  マニュアルフォーカス  ピクチャースタイル:風景

これもハイビスカス。この花びらの色は好きですね。

 

EOS 6D  EF24-105mm f/4L IS USM  絞り優先AE(F8 1/40秒)   露出補正 +1  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:オート  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

ブーゲンビリア(オシロイバナ科)

白花が美しかったので、最初からハイキー調で撮りました。

 

EOS 6D  TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro  絞り優先AE(F8 1/25秒)   露出補正 +1  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:太陽光  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

ヒスイカズラ(マメ科)

フィリピン・ルソン島の熱帯雨林にしか自生せず、環境悪化で絶滅が危惧されているとのこと。

 

まさに宝石の翡翠のような美しい色は、ホワイトバランスのとり方しだいでかなり違います。非常に微妙な色です。RAW現像時に「太陽光」にしてみました。

遠い位置に咲いていたので300mmで撮りました。花を撮る場合はマクロが多いですが、こういうとき、やはり望遠が必要ですよね。

 

EOS 6D  TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro  絞り優先AE(F8 1/50秒)   露出補正 +2/3  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:太陽光  マニュアルフォーカス  ピクチャースタイル:スタンダード

ヒマラヤの青いケシ(ケシ科)

ヒマラヤから四川省にかけて、標高3500m以上に咲く秘境の花。「咲くやこの花館」の見ものの一つ。開花調整しており、大体いつ行っても咲いています。

この花の色も非常に微妙です。無理やり色の濃度を上げて、鮮やかなブルーにはしたくないですね。

植栽の中に足を踏み入れられないので、アップにするには300mmが必要。また、雄しべにピントを合わせるのはマニュアルでないとダメでした。

 

EOS 6D  TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro  絞り優先AE(F8 1/20秒)   露出補正 0  ISO感度:800  画質:RAW  ホワイトバランス:色温度4300  ワンショットAF  ピクチャースタイル:スタンダード

バレンタインデーにちなんで開催されているイベント「チョコレートミニ講座」(毎日3回、  3/10まで)の展示。カカオの実から、チョコレートになるまでの物語をパネルで解説しています。

手前にあるのがカカオの実。中に詰まっている、白い膜をかぶったカカオまめを発酵させ、すりつぶしたのがココア。ココアを原料にチョコレートが作られます。

 

ホワイトバランスはオートで撮りましたが、ちょっと青っぽかったので、DPPで現像時に(カカオらしく)色温度を暖色系に調整しました。

 

 ◇絞り値について

花を写すときは、マクロレンズを使い、絞りは開放かF5.6ぐらいまでにして、背景をぼかすのが普通ですね。

しかし、それで花の形がぼやける場合、今回のようにF8でクリアに写すのもアリではないかなと思って、あえてやってみました。

10年ぐらい花を撮ってきましたが、ドアップにした接写はあまり好きではありません。花の特徴がわかる程度が好きですね。図鑑的だといわれそうですが…