大阪・鶴見緑地の大温室「咲くやこの花館」で、EOS 6Dの試し撮りをしました。
寒い外からいきなり温室に入るとレンズが曇ることがあります。とくに「咲くやこの花館」は、最初が湿度の高い熱帯雨林植物室。大事をとって、入口の手前で数分待ち、カメラを館内の温度に慣らしました。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F4 1/125秒) 露出補正 +1 ISO感度:400 画質:RAW ホワイトバランス:太陽光 マニュアルフォーカス ピクチャースタイル:風景
南アフリカ原産の「ラシュナリア・アロイデス」(ユリ科)。
RAW現像時、華やかにするため少しハイキーにしてみました。
EOS 6D TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 絞り優先AE(F4.5 1/60秒) 露出補正 0 ISO感度:400 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
デンドロビウム・トルティレ(ラン科)
EOS 6D TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 絞り優先AE(F5.6 1/40秒) 露出補正 0 ISO感度:400 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
デンドロビウム・ロディギシー(ラン科)
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/80秒) 露出補正 +1 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
デンドロビウム・ノビレ(ラン科)
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/100秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
カエンボク(ノウゼンカズラ科)
炎を思わせる花の姿から「火炎木」と名付けられました。熱帯地方では街路樹として植えられ、ジャカランダ、ホウオウボクとあわせ世界三大花木のひとつ。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/40秒) 露出補正 -1/3 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:色温度4800 ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
カリアンドラ・ハエマトケファラ(アカバナブラシマメ)(マメ科)
英語では「パウダーパフ」と呼ばれるそうです。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/60秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
これもカリアンドラの仲間のようです。花や葉の形が少し違います。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/50秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:風景
マレーシア原産のゴレンシ(スターフルーツ)
果実を横に切った形が星型をしている、トロピカルフルーツです。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/200秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート マニュアルフォーカス ピクチャースタイル:風景
ハイビスカス(アオイ科)のコーナーで。
雄しべ、雌しべにピントを合わせるためマニュアルフォーカスにしました。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/100秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート マニュアルフォーカス ピクチャースタイル:風景
これもハイビスカス。この花びらの色は好きですね。
EOS 6D EF24-105mm f/4L IS USM 絞り優先AE(F8 1/40秒) 露出補正 +1 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:オート ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
ブーゲンビリア(オシロイバナ科)
白花が美しかったので、最初からハイキー調で撮りました。
EOS 6D TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 絞り優先AE(F8 1/25秒) 露出補正 +1 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:太陽光 ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
ヒスイカズラ(マメ科)
フィリピン・ルソン島の熱帯雨林にしか自生せず、環境悪化で絶滅が危惧されているとのこと。
まさに宝石の翡翠のような美しい色は、ホワイトバランスのとり方しだいでかなり違います。非常に微妙な色です。RAW現像時に「太陽光」にしてみました。
遠い位置に咲いていたので300mmで撮りました。花を撮る場合はマクロが多いですが、こういうとき、やはり望遠が必要ですよね。
EOS 6D TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 絞り優先AE(F8 1/50秒) 露出補正 +2/3 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:太陽光 マニュアルフォーカス ピクチャースタイル:スタンダード
ヒマラヤの青いケシ(ケシ科)
ヒマラヤから四川省にかけて、標高3500m以上に咲く秘境の花。「咲くやこの花館」の見ものの一つ。開花調整しており、大体いつ行っても咲いています。
この花の色も非常に微妙です。無理やり色の濃度を上げて、鮮やかなブルーにはしたくないですね。
植栽の中に足を踏み入れられないので、アップにするには300mmが必要。また、雄しべにピントを合わせるのはマニュアルでないとダメでした。
EOS 6D TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical[IF]Macro 絞り優先AE(F8 1/20秒) 露出補正 0 ISO感度:800 画質:RAW ホワイトバランス:色温度4300 ワンショットAF ピクチャースタイル:スタンダード
バレンタインデーにちなんで開催されているイベント「チョコレートミニ講座」(毎日3回、 3/10まで)の展示。カカオの実から、チョコレートになるまでの物語をパネルで解説しています。
手前にあるのがカカオの実。中に詰まっている、白い膜をかぶったカカオまめを発酵させ、すりつぶしたのがココア。ココアを原料にチョコレートが作られます。
ホワイトバランスはオートで撮りましたが、ちょっと青っぽかったので、DPPで現像時に(カカオらしく)色温度を暖色系に調整しました。
◇絞り値について
花を写すときは、マクロレンズを使い、絞りは開放かF5.6ぐらいまでにして、背景をぼかすのが普通ですね。
しかし、それで花の形がぼやける場合、今回のようにF8でクリアに写すのもアリではないかなと思って、あえてやってみました。
10年ぐらい花を撮ってきましたが、ドアップにした接写はあまり好きではありません。花の特徴がわかる程度が好きですね。図鑑的だといわれそうですが…