つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ソニーのミラーレスフルサイズ機

2013年02月13日 | カメラ

ソニーのミラーレスフルサイズ機は来年の半ばごろに出そうだという噂が出ています。

 

出所はSony Alpha Rumors。デジカメinfoさんの引用・翻訳によると、

『ソニーのフルサイズミラーレス機の開発に関する最新情報がある。ソースの全員がフルサイズミラーレス機のスペックが最終決定されていないことを確認している。主要な課題は、このようなカメラにどの程度の市場規模があるのか、また、ブレークスルーのためにどのような機能が要求されるのかを理解することだ。

現在、いくつかのプロトタイプ機のテストが行われており、それらのプロトタイプ機にはこれまでのどのNEXや透過光ミラー機にも採用されていないとても新しい技術が採用されていると聞いている。

ソースの多くの人が、このカメラにはアップデートされた24MPフルサイズセンサーが搭載されると考えている。24MPセンサーのアップデートは、より高速な像面位相差AFの搭載とダイナミックレンジの拡大を意味している。

このカメラの発表は2014年のとても早い時期だが、ソニーは現在、2014年の中頃の発売を計画している。以前に話したようにツァイスは間違いなく共同作業をしており、2014年6月に向けて3本の単焦点レンズを開発している。』

ということです。

 

原文のニュアンスからすると、非常にあいまいで、何も決まっていないという印象。話半分に受け取るのがいいのではないでしょうか。Sony Alpha Rumorsは面白いけど、当たらないことも多い噂サイトですからね。

 

それにしても、ミラーレスでフルサイズというカメラ。もし最初に出すことができれば、需要をさらって独り勝ちになるのでは(ソニーがどの程度の需要があるのか躊躇しているなら、間違いなく需要があると進言してあげたいですね)。ただし、フルサイズ化の過程で、絶対重くしてはいけません。

私はフルサイズで一番軽いEOS 6Dを買いましたが、画質は素晴らしいけど、正直なところレンズが重たいです~ 。

 

2000万画素超ぐらいのミラーレスでフルサイズがあれば、小ぶりになるだろうし、Zeissレンズという選択肢もあるし… そのほうが良いかなと思ったりします。


オリンパスのカメラ再建策

2013年02月13日 | カメラ

オリンパスの2013年3月期第3四半期決算によると、デジタルカメラを中心とする映像事業が、通期で赤字の見通しになり、デジタルカメラのラインアップに変化がありそうです。

 

2/12のスポニチアネックスは、『一眼レフ、大幅縮小へ オリンパス、カメラ再建策 』のタイトルで、

『オリンパスは12日、製品群の縮小を柱とするデジタルカメラ事業の再建策を、今春策定することを明らかにした。デジタル一眼レフカメラ事業を大幅に縮小するほか、高性能カメラ付きスマートフォン(多機能携帯電話)の普及で苦戦している小型デジカメも一段と絞り込む。巨額損失隠し事件を受けて事業の再構築を進める中、さらに追加のリストラに踏み込む。』

と報道。

2/12の朝日新聞デジタルにも、『オリンパス、低価格カメラから撤退 追加リストラも検討』のタイトルで、

『オリンパスは12日、赤字のカメラ事業を立て直すため低価格帯のコンパクトカメラから撤退することを明らかにした。コンパクトは数万円以上する高級機種だけに絞り、ミラーレス一眼カメラに注力する。追加の人員削減も検討する』

という記事が出ています。

 

他のメディアも含めて報じられている内容を見ると、オリンパスは、医療部門が好調なので、今年3月期の連結最終損益は60億円の黒字になりそう。ソニーの支援もあって、会社全体としては持ち直してきている印象です。ただしデジタルカメラを中心とする映像事業は、営業損益が160億円の赤字見通しとか。

この不採算部門をなんとかしなければいけないというわけで、今再建策を練っていて、5月の本決算発表時には明らかにされるようです。

 

再建策の具体的な内容ですが、スポニチアネックスの『一眼レフ、大幅縮小へ』については、オリンパスが一応否定しています。

2/13デジカメWatch『オリンパス、「デジタル一眼レフカメラからの撤退や縮小の事実無し」とコメント』)

もっとも、オリンパスのデジタル一眼レフといっても、「Eシリーズ」(フォーサーズ)は、ここのところ新しい機種は出ていないし、あまり現状と変わらないのでは…

朝日新聞デジタルの、『オリンパス、低価格カメラから撤退』についても、他メーカーも含めてスマホにどんどん浸食されている現状では、まず妥当な線でしょう。

 

具体的には、どの程度ミラーレス機に力を入れ、高級コンパクトをどの機種に絞っていくのか、ということ。

まあ、人気のOM-Dや「CP+2013」でベールをかぶっていたPEN E-P3後継機などには力を入れていくでしょうけど… でも、よほど魅力的なスペックでないと、PENシリーズも安泰ではないような気がします。

←今年中に出る予定のオリンパスPEN E-P3後継機。「CP+ 2013」では青いベールをかぶっていました。