出ましたね、ニコンのAPS-Cサイズの高級機「D7100」。
発売は3月。今年になって、ようやくまともな1眼レフの新製品です。
去年、一眼レフは例年の倍ぐらい出て、とくにフルサイズに注目が集まりましたが、今年はキヤノン、ニコンともAPS-Cとミラーレスに力を入れるのではないかと思います。
さて、個人的に気になる「D7100」のポイントは3つ。
その1 CMOSセンサーの有効画素数を1,620万から2,410万に高画素化したこと。
これでかなり画質が良くなるはず。これぐらい画素数が上がるとだいぶ違います。ソニー製のセンサーかもしれないけどね…
その2 光学ローパスフィルターを廃したこと。
間違いなく精細感のある絵になります。
一方で、モアレ対策はどうしたのでしょう。
最近、このことについてニコンが何も明らかにしていないので、興味があります。もしかしたら、ニコンはローパスフィルターなしでのブレークスルーに成功したのか…
その3 対DX 1.3xクロップ
FXをDXにクロップするように、APS-Cサイズをフォーサーズ並みにクロップする、要するにトリミングすることに違いないと思うんですが、余計なPC上の手間が省けるかもしれません。
クロップするというと、素人は「ダウングレード」のイメージが抜けず、抵抗感があるのですが、プロはそうでもないようです。
さらに1.3xクロップ時には、連写性能が通常時の最高約6コマ/秒から最高約7コマ/秒に高速化するというのが面白い。場面によって機動的に変えられるのは、便利かも。
さて対抗機としては、宿命のキヤノン。
EOS 7D Mark2が今年中に出そうです。
噂では
- 24.1MP APS-Cセンサー
- デュアルDIGIC V
- 連写は10コマ/秒
- デュアルメモリーカードスロット
- 61点AF
面白いです。
でもキヤノンも連写10コマ/秒を達成できなかったら、たぶん売れないのでは…