健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

脊髄損傷でも歩行可能に

2012-06-04 08:30:16 | 研究
脊髄損傷で足が麻痺して歩行不能になってしまうと回復は難しいですが、少し光明が。後肢の麻痺したラットに機械式ハーネスを装着して再び歩けるようにするという研究結果が発表されました。脊髄切断後、化学療法に電気刺激を与えつつトレッドミルを使って歩行訓練をしたら麻痺した後肢に随意運動が認められたというのです。まだ実験動物の段階ですが、これまでは今回用いられているよう方がそれぞれ別々に適応されて、その成績はあまりよくなかったそうですが、今回は複数の方法を組み合わせて適応するということで成績が大幅に改善したというのです。もちろん、ヒトでの応用も時間の問題でしょうか。
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