けがや手術をしたところに光を当てることで体の免疫を活性化させ、細菌への感染を防ぐことにマウスの実験で成功したそうです(日本経済新聞)。けがをした後や手術後などは感染症にかかりやすく、特に薬が届きにくい骨や関節などでは細菌が増殖したり、抗生物質が効かない薬剤耐性菌に変化したりすることが問題となっています。今回、光を当てると化学反応を起こし、がん細胞や細菌などを攻撃する「活性酸素」を発生させる薬剤を使った手法を応用したそうです。従来、この薬剤を使って発生させた活性酸素だけでは、治療効果は十分ではなかったそうですが、光の強さや薬剤の濃度をうまく調整すると、光を当てた周囲に細菌やウイルスを食べる「好中球」を呼び寄せる働きがあることを発見したそうです。この場合活性酸素ではなく、薬剤が光と反応し発生する別の化学物質が関係しているらしいということです。この方法で、ある細菌を膝関節に感染させたマウスで、関節近くに薬剤を注入し光を当てると、細菌を死滅させることができたそうです。また、あらかじめ処置をすれば、後から細菌を膝関節に注入しても感染を防ぐことも確認したそうです。
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