健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

火星への片道旅行の候補者約1000人

2014-01-12 08:30:52 | 宇宙
人類初の火星コロニー建設を計画するプロジェクトが募集した火星への片道旅行で、世界140か国、約20万人の応募者から実際の訓練を受ける1058人の候補者が選ばれたそうです(APBB NEWS)。オランダに拠点を置くマーズ・ワンによると候補者は最終的に24人に絞られ、2024年から6回に分けて打ち上げを実施し、それぞれ火星に向かうというもの。このプロジェクトの唯一の難点は、5500万キロ離れた火星に6か月かけて到達する旅のチケットが片道であることです。理由は、往復では費用があまりに莫大になるためだということです。マーズ・ワンによると、選ばれた1058人には昨年12月30日に通知。「不屈の精神、的確な判断力、遊び心を備え、病歴および麻薬使用歴がなく、英語を話すことができ、惑星間移住開拓者の1員となる基準を満たすとみられる幸運な方です」と伝えたそうです。応募者20万人から1058人の候補者を絞る上での課題は、人類初の火星大使となるための肉体的かつ精神的な適応性を備えた応募者と、明らかにプロジェクトを真剣に考えていない応募者とを判別することだったそうです。中には、自身の裸体映像を送ってきた応募者も数人いたそうです。選ばれた候補者たちは今後2年間、肉体および感情面の能力評価に重点を置いたシミュレーションに参加するそうです。まだまだ夢のようなお話ですね。
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