健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

『熱ショックタンパク質の機能とその応用』(再掲)

2014-03-04 08:30:30 | 研究
来週の水曜日(3月12日(水))に豊橋創造大学大学院健康科学研究科第6回健康科学セミナー『熱ショックタンパク質の機能とその応用』を開催します。講師は、慶應義塾大学薬学部分析科学講座主任教授の水島 徹先生です。

http://www.sozo.ac.jp/department/health-science/seminar.php

【講演要旨】
 熱ショックタンパク質 (HSPs)は細胞をストレスに対し耐性化する代表的なストレス蛋白質である。これまで、疾患におけるHSPsの役割はよく分かっていなかった。そこで我々は、HSP70過剰生産改変マウスを用いて研究を行い、HSP70が胃潰瘍、小腸潰瘍、炎症性腸疾患、アルツハイマー病に対して保護的に働いていることを報告する。
 一方我々は、化粧品の開発を目指して皮膚におけるHSP70の役割を検討し、HSP70が紫外線によるシワ、シミを防ぐことを発見した。また400種類の生薬、天然物からHSP70を増やすものを検索し、発見されたヤバツイやアルニカなどを配合した化粧品を発売した。これらは世界初の化粧品として好調な売り上げを示している。

参加無料

日 時:2014年3月12日(水)16:30~
(なお、当日同じ会場にて15時より大学院健康科学研究科の修士論文発表会を開催いたします。ご興味ご関心のある方はこちらにもご参加いただけます。詳細はお問い合わせください。)
場 所:豊橋創造大学E棟2階 E21教室
対 象:大学院健康科学研究科教員ならびに健康科学研究科大学院生、豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部に所属する教職員、関連施設職員、他
    ※本セミナーは一般の方は参加できません。ご了承下さい。ただし、大学院健康科学研究科入学を志願される方、および入学を検討中の方な
     ど参加可能となる場合があります。参加ご希望の方は、下記「お問い合せ先」までお問い合わせください。

申込方法:以下の必要事項を記載の上、E-mailまたはFAXにてお送りください。
  1)所属(団体名)
  2)氏名(複数名でも可)
  3)連絡先 E-mail、TEL、FAX
     個人情報は、豊橋創造大学の個人情報保護方針に基づき、安全かつ適切に管理いたします。

 なお、今回のセミナーより、お申込みいただきました方および参加されました方には、今後も健康科学セミナーの開催のご案内をさせていただきます。その際には、e-mailを活用させていただきます。できるだけ、e-mailでのお申し込みをお願いします。また、今後のセミナー連絡が不要の場合は、その旨お知らせください。

本セミナーは、最先端の医学・医科学・医療・福祉等に関する研究をリードする新進気鋭の研究者ならびに実践者から研究に係わる最新の情報を入手するとともに、他大学院との交流を活性化することを目的として、定期的に開催しています。

お問い合せ先:
豊橋創造大学教務課 滝澤
TEL:050-2017-2102
FAX:0532-55-0803
E-mail:kyoumu@sozo.ac.jp
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする