これまで見つかった中で最も重要な「肥満遺伝子」を特定したとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEW)。増え続ける肥満に対抗する薬剤の開発が可能になるかもしれないそうです。その遺伝子とは「IRX3」。この遺伝子を持たないように繁殖させられたマウスは、同遺伝子を持つマウスと比べて体重が3分の1近く軽かったというのです。マウスにおけるIRX3と同等の遺伝子はヒトにも存在しているそうですので、この遺伝子の機能を調べることで、ある人が別の人よりも肥満になりやすい傾向があることを説明できるかもしれないというのです。これまでの研究では、「FTO」と呼ばれる遺伝子の変異と体脂肪余剰との間に関連性が発見されていたそうです。ですがFTOの変異がFTOの機能を変化させていることは明らかではなかったそうです。FTOの変異は、FTO遺伝子自体に作用するのではなく、全く別の遺伝子IRX3の反応を誘発し、脳内にIRX3タンパク質が過剰に生産されていたというのです。これが、代謝と食欲の調整をつかさどる脳の視床下部に影響を及ぼしたと考えられるそうです。マウスとゼブラフィッシュの胚、成体のマウスの脳、ヒトの脳細胞を含む細胞を用いて、IRX3とFTOの相互作用を分析したところ、マウスの場合IRX3を持たないマウスは、IRX3を持っているマウスと同量の食事と運動をしたにもかかわらず、体重が約30%軽かったそうです。
日めくり
Bookmarks
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学後藤研究室
- 研究室の公式HPです。研究や教育に関するいわゆる硬い情報が掲載されています。(平成24年2月8日、リンク更新しました)
- Facebook 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学分野 Facebook
- 日本宇宙航空環境医学会Facebook @JSASEM
- 日本宇宙航空環境医学会のFacebook
- 日本宇宙航空環境医学会Twitter @JSASEM2016
- 日本宇宙航空環境医学会のTwitterです
- 夢ナビWeb(①「サテライトセル」、②「宇宙飛行士」、③「宇宙医学」をキーワードにして検索)
- ①未知の可能性を秘めた幹細胞「サテライトセル」、②宇宙飛行士は、どのような健康管理をしているの?、③宇宙医学の進歩で高齢化社会に貢献せよ! の3種類のページがあります。
- 豊橋創造大学大学院健康科学研究科
- 平成24年2月6日 HPがリニューアルされました!
- 日経バイオテクONLINE
- 大学院生など人材募集情報を掲載
- 最初はgoo
- gooブログトップ
- スタッフブログ
検索キーワードランキング
Recent Comments
Calendar
Recent Entries
Back Numbers
Access Status
![]() |
|||
---|---|---|---|
閲覧 | 43 | PV | ![]() |
![]() |
|||
閲覧 | 1,252,127 | PV |