健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

はしかの流行

2014-04-24 08:30:30 | 研究
今年1月から4月6日までのはしかの患者数が253人に達し、昨年1年間(232人)を上回ったそうです(YTOMIURI ONLINE)。海外渡航者以外の患者が急増しているそうで、流行がさらに拡大する恐れがあるとして、ワクチン未接種の人や接種歴が不明な人へ注意を呼びかけているそうです。今年初めにはフィリピンなどはしかの流行国に渡航した人が帰国後に発症するケースが目立ったがそうですが、その後は渡航歴がなく国内で感染したと推定される患者が増えたそうです。現在の患者数は昨年同時期の2・8倍に。はしかの感染力は強く、季節性インフルエンザの6倍、昨年大流行した風疹の2倍。39度前後の高熱や全身の発疹に加え、3~4割の患者は重症化して、肺炎や脳炎などで入院。有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防できるものです。
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